放送作家として人気バラエティを数多く手掛けるほか、小説家、脚本家、エッセイストとしても才気を発する鈴木おさむによる、完全オリジナルの映画『ラブ×ドック』が5月11日、ついに全国公開された。

翌日12日には、東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開記念舞台挨拶が行われ、主演の吉田羊、共演の野村周平玉木宏大久保佳代子広末涼子成田凌篠原篤唐田えりか、鈴木おさむ監督が参加した。

吉田羊、大久保佳代子、広末涼子が理想のキスを赤裸々に語る!「短くてもキュンとするし、長すぎてもハラハラする。」 film180514_lovedoc_02-1200x801

恋愛クリニック「ラブドック」を訪れる恋愛体質のパティシエ・剛田飛鳥役の吉田は、昨晩初日に本編を映画館で鑑賞したと明かし「シャチに水をかけられたり、ピンポン玉でキスをしたり、初めてのことが多かった。それぞれのキャラが濃くて、皆さんのお芝居に反応するだけで世界観が出来上がった。この先、私が恋愛映画をやることはたぶんないと思うので、奇跡のような映画であり、いい経験でした」と挨拶した。

吉田羊、大久保佳代子、広末涼子ら豪華出演者の理想のキスとは?

ホイップクリームキス、ピンポン玉キス、金魚キスなど様々なシチュエーションのキスシーンが描かれる本作。それにちなんで理想のキスのシチュエーションを聞かれた大久保は「自然な中でのキスが理想」というと、野村や吉田から「森とか?ネイチャー?」との天然疑問を挟まれるも「同棲2年くらいの関係。2ドアの冷蔵庫の中からしゃがんでポン酢を探しているときに、振り返った瞬間キスされるのがいい」と設定を説明し、なんと野村と実演。やっておきながら大久保は「実演は照れる……」と乙女の表情だった。

ラブドッグの魅惑の女医院長・冬木玲子役の広末は、理想のキスについて「2つで迷う」と周囲を驚かせ「一つは結婚式の誓いのキス。短くてもキュンとするし、長すぎてもハラハラする。もう一つは大久保さんと似ていて、自然な感じで毎朝の行ってらっしゃいのチューかな」と大テレ。すかさず大久保が「毎朝していますか?」とズケズケと詮索し、笑いを誘った。

そして吉田は理想のキスについて「髪の毛を切ったときに、『可愛いじゃん』と髪の毛を触りながら引き寄せてチュッとされるのがいい。唇や頬のようなオーソドックスな場所ではないところにキスされると、自分のパーツのすべてを愛してくれていると思えるから」と妄想。それに客席のファンから拍手が上がり、吉田は「誰かとやります?」とジョークで笑わせた。篠原は鉄人レース後のキス、唐田はおやすみのキス、鈴木監督は老後の渋谷でのキスと、それぞれ理想のキスを熱っぽく紹介した。

吉田羊の“ホイップキス”に大久保&会場大興奮!?

またこの日47歳を迎える大久保に、サプライズで大久保の愛犬パコ美をかたどった特製バースデーケーキーをプレゼント。さらに劇中のホイップクリームキスにちなんで、吉田が大久保の頬にクリームを塗りつけてキスするというサービスショットもあり、公開記念舞台挨拶は大盛りあがりとなった。

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吉田羊、大久保佳代子、広末涼子が理想のキスを赤裸々に語る!「短くてもキュンとするし、長すぎてもハラハラする。」 film180514_lovedog_3-1200x801

最後に鈴木監督は「大人の女性が観られる恋愛映画は少ないが、これを機に増えたら嬉しい。大人の女性の方にとっての人生のサプリメントになれば」とアピール。主演の吉田も「劇中にある『人生に無駄なことはない』というセリフが好きです。辛い思いをしても、それを含めて人生だと、最後に自分を肯定できる映画になりました。皆さんにも何か一つでもポジティブなものを受け取ってもらえれば」と願いを込めた。

是非、理想のキスを探しに劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

映画『ラブ×ドック』

大ヒット上映中!

脚本・監督:鈴木おさむ
出演:吉田羊 野村周平 大久保佳代子 篠原篤 唐田えりか 成田凌/広末涼子 吉田鋼太郎(特別出演)/玉木宏
企画・プロデューサー:山田雅子(『ラブ★コン』『ハンサム★スーツ』) 
ビジュアルディレクター:飯田かずな(『ラブ★コン』『ハンサム★スーツ』)
製作:『ラブ×ドック』製作委員会 制作プロダクション:アスミック・エース 配給:アスミック・エース
(C)2017 『ラブ×ドック』製作委員会
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