自の音楽性とカリスマ性でロック界をリードするプリンスが、1987年の2枚組アルバム(グラミー賞ALBUM OF THE YEARにノミネート)『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のリリースにあわせて行ったヨーロッパ・ツアーを中心に撮影されたライヴ・フィルムの日本版予告編が解禁された。

本作は、プリンスにとって『プリンス/パープル・レイン』、『プリンス アンダー・ザ・チェリー・ムーン』に続く3作目の劇場映画で、自ら監督にあたっている。撮影されたライヴ映像はロッテルダムとアントワープのもので、さらにミネソタにあるプリンスのペイズリーパーク・スタジオにおける映像がつけ加えられ、ポップで演劇的な要素を持ったプリンスのパフォーマンスが余すところなくとらえられている。また、シーラ・Eの強烈なドラムやセクシー・ダンサー、キャットのパフォーマンス等バック・メンバーも多彩でライヴを盛り上げている。尚、当時恋人と噂されていたシーナ・イーストンが1曲だけ、ユニークな形で出演している。

映画は1987年5月8日のストックホルム公演からスタートした<サイン・オブ・ザ・タイムズ・ツアー>の6月26日~28日オランダ・ロッテルダムと、最終公演となった6月29日ベルギー・アントワープの公演で撮影され、追加シーンはその後、ミネソタにあるプリンスのペイズリーパーク・スタジオで収録された。当ツアーがヨーロッパ・ツアーのみで来日は果たされなかった為、89年2月の日本公開時には劇場に数多くのプリンスファンが殺到した。当初プリンスはこの映画の製作を予定していなかったが、ツアー開始早々からその音楽とパフォーマンス、更にはパーフェクトに計算されて作り上げたステージが絶賛されたため、急遽映画製作を企画し撮影機材が運び込まれ撮影されたという。

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監督にはプリンス自身が当たり、単純なライヴ・フィルムではなく、冒頭と途中にダンサーやプリンス自身による寸劇を取り入れる事で、アルバムで展開していた世界観を更に掘り下げている。また、サウンドトラックのミックスはシーラ・Eが担当した。80年代を驚異的な速度で駆け抜けていき、同い年のマイケル・ジャクソン、マドンナと並び正に時代の寵児となったプリンスの代表的なアルバムを、商業的な金字塔を打ち立てた『パープル・レイン』と、音楽的な金字塔となった『サイン・オブ・ザ・タイムズ』だとすれば、この映画は正にプリンスの音楽的昇華の瞬間をとらえた貴重な作品であると言えるだろう。

著名人からも大絶賛コメントが到着!

異様(ビザール)な世界を体験(エクスペリエンス)出来、陶酔(トリップ)出来る映画『サイン・オブ・ザ・タイムズ』はまぎれも無い傑作。何度も観た。

―― 荒木飛呂彦(漫画家「ジョジョの奇妙な冒険」)

映画オープニングの太鼓乱打から完全にヤられました。

―― 向井秀徳(ミュージシャン[ZAZEN BOYS])

あの時代の暗号(サイン・オブ・ザ・タイムズ)が今解ける! いつ観るかっ? 今でShow!!

―― 安齋肇(イラストレーター)

素晴らしい映画が、更に素晴らしい映像と音に!! 何も言う事がありません。ありがとうございます。

―― 及川光博(ミュージシャン、俳優)

『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』

新春2014年1月25日(土)より渋谷HUMAXシネマ、吉祥寺バウスシアター、109シネマズMM横浜ほか全国公開!

原題:SIGN ’O’ THE TIMES/監督:プリンス/製作:ロバート・キャヴァロ、ジョセフ・ルファロー、スティーヴン・フラグノリ/撮影:ピーター・シンクレア/編集:ポール・カイヤット
出演:プリンス、キャット、シーラ・E、シーナ・イーストン、ドクター・フィンク 他
1987年/84分/アメリカ/ビスタサイズ/BD上映
(C) 1987 PURPLE FILMS COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED
配給:日販/提供:是空+ハピネット/宣伝:ビーズインターナショナル
公式ホームページ
www.sign-o-the-times.com
公式ツイッター
@PRINCE_SOTT
公式フェイスブック:www.facebook.com/sott2014

Release Information

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