なんつーか、地球にやさしく、ありたいワケよ。ま、なあなあやな。

※なあなあ:神去地方の方言で、「ゆっくりのんびりいこう」「まあ落ち着け」
転じて「小さなことにくよくよするな」などの意

『ウォーターボーイズ』では男のシンクロ、『スウィングガールズ』では女子高生のビッグバンドジャズが大活躍!! これまでユニークなモチーフに目をつけ、日本中に笑いと感動を届けてきた矢口監督が次に選んだのは、なんと林業!! 矢口史靖監督、待望の最新作『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』が5月10日(土)より公開される。

(C)2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会

2009年に発売され、あのスタジオジブリの宮崎駿監督も絶賛した三浦しをんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」を原作に、矢口監督が丹念な取材の成果を加味して脚本を起こした。アクションあり、ラブあり、感動あり、ちょっぴりエッチもあり、もちろん、笑いはテンコ盛り! 完全無欠の青春エンタテインメント超大作だ。

(C)2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会

主人公は、明日の自分のゆくえも決めきれない高卒ホヤホヤの18歳男子・勇気。ひょんなことから生まれ育った都会から遠く離れ、携帯も繋がらない、コンビニも無い、若者もあんまりいない、山奥の村で林業に従事することに。危険と隣り合わせの超重労働に心は一瞬で折れ、すぐにでも逃げ出すつもりだったのだが…。気の強い美人に恋したり、変わり者だらけの村の住人たちを好きになったり、山で不思議な体験をしたり、自然の絶大なる存在にかけがえのなさを感じてしまったり…。そして、なんといっても、今切り倒した木は自分達の祖先が植えたものであり、今植えた木を切り倒すのは自分達の子孫であるという、100年先を見据えた、気の長い“未来を作る”仕事=林業の魅力に、勇気は次第に気付いていく─。

(C)2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会

主人公・勇気には、『ヒミズ』(12)で第68回ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を日本人初受賞し、今や最もオファーの多い若手俳優といわれる“日本映画の申し子”染谷将太。矢口監督も「若い男の子のスターを見つけた喜びは、『ウォーターボーイズ』の妻夫木(聡)くん以来かもしれない。」と絶賛。ヒロイン・直紀には、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)の美少女から、近年『岳-ガク-』(11)『モテキ』(11)で大人の女性へと脱皮、その美しさにさますます磨きのかかる長澤まさみ。さらに、最重要キャラクター“林業の天才”“荒ぶる山の神”ことヨキ役には、『海猿』シリーズの仙崎大輔から『悪の教典』(12)のサイコ教師まで、様々なキャラクターを巧みに演じる実力派俳優・伊藤英明。今作では舞台を海から山にかえて大活躍する。その他、ヨキの妻・みき役に優香、勇気が研修を受ける中村林業の親方・清一役に光石研、清一の妻・祐子役に西田尚美、中村林業の主要メンバーにマキタスポーツと有福正志、林業組合の専務役に近藤芳正、村のご意見番・山根役に柄本明と、実力派俳優陣が集結! 配役には強いこだわりを持つことで知られる矢口監督も“理想のキャスティングが実現”と胸を張る、名実ともに日本を代表するキャストが揃った。

(C)2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会

都会育ちの少年がひょんなことから、ケータイも圏外でコンビ二もない、“森”で働くことになり…。まったくの未知なる世界に飛び込んでしまった、一人の若者の成長を軸に繰り広げられる爆笑と感動の物語。スクリューボールな展開に笑い、ダイナミックなクライマックスに手に汗握り、人間と自然がおりなす温かなエンディングに胸がアツくなること間違いナシ!! 

WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~

2014年5月10日全国東宝系ロードショー

監督・脚本:矢口史靖
原作:「神去なあなあ日常」三浦しをん(徳間書店刊)
キャスト:染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、優香、西田尚美、マキタスポーツ、有福正志、近藤芳正、光石 研、柄本 明
音楽:野村卓史
主題歌:「Happiest Fool」マイア・ヒラサワ(ビクターエンタテインメント)
上映時間:1時間56分/ビスタビジョン
製作:TBS/博報堂DYメディアパートナーズ/日活/東宝/徳間書店/MBS/CBC/RKB/朝日新聞社/HBC/TBC/SBS/RCC
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
配給:東宝
助成:文化庁藝術振興費補助金
(C)2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会