この日、POP ETCのクリス・チューが待ち望んでいたのは、
カツ丼やつけ麺ではなく、ガリレオ・ガリレイとの再会だった
POP ETC(ポップ・エトセトラ)のクリス・チュー(以下:クリス)が共同プロデュースを担当した、Galileo Galilei(以下:ガリレオ)の最新作『ALARMS』。この胸が躍るようなプロジェクトは、ガリレオがPOP ETCのファンだったことから始まり、お互いが共同作業を望んだことによって、トントン拍子で話が進み、実現した。そして、完成されたガリレオの最新作にして大傑作『ALARMS』は発売され、10月も終わりに差し掛かった某日、クリスは再び日本に訪れた。今回の来日はPOP ETCとしてではなく、3ヶ月連続で行われるクリスとしてのソロ来日公演企画=<TOKYO ETC – Christopher Chu(POP ETC)Solo Acoustic Live(以下:TOKYO ETC)>を行うため。そして、<TOKYO ETC>の第2回目となる11月15日(金)の公演にはゲストとしてガリレオがゲストとして出演するのだ。
既にQeticでは、Skypeを通しての対談インタヴューは決行したが、今回こうしてガリレオとクリスの2回目の対談が行われたのは、なによりもそれぞれが対面でのインタヴューを望んだ他ならない。彼らは本当に仲が良いのだ。取材場所は、双方がレコーディング後、毎日一緒にご飯を食べていたソニー・ミュージックスタジオの2Fにあるカフェにて。ここではアルバム制作のことはもちろんのこと、ときにはジョークを言い合ったり、熱く音楽談義を一緒にしたり・・・と非常にお互いにとって思い入れのある場所らしい。このカフェ含め、彼らがよく行っていたスポットの情報を前もって調査し、それを元に彼らにレコーディング当時の思い出話を語って貰った。
Interview:Galileo Galilei×クリス・チュー(POP ETC)
クリス・チュー(以下:クリス) ゲンキ??
尾崎雄貴(以下:雄貴) 元気だよ!
――クリスと会うのは久しぶりなんですか?
雄貴 はい。たぶん4ヶ月ぶりだと思います。
クリス ワン・スカイプ!
雄貴 そうそう、1回スカイプでインタヴューしたんですよね。
――既にスカイプを通してインタヴューは一度やっているので、今回はレコーディング時の思い出話などをみんなで話せたらと思ってます。
雄貴 いつもクリスはここで生姜焼きとカツ丼を食べていましたね(メニューを見ながら)。
――(ここでカツ丼が登場する)
クリス ダレカタベマスカ?? ハングリー・ボーイ・イマスカ?? うーん、オイシソウ。和樹はいつも大盛りだったよね?(笑)
尾崎和樹(以下:和樹) (笑)。
クリス こういうインタヴュー初めてだからすごいワクワクしてるよ(笑)。