長くやり続けることは、常にやりたいことを見つけ続けること
──いよいよ鼎談も終盤ですが、山本さん、長島さんが今後のHO17に期待することを教えて下さい。
長島 最近、同世代のバンドが解散したり、音楽から離れたりと寂しい状況なので、是非HO17には頑張って続けて欲しいですね。ホント長くやって欲しい。バンドにとって最も難しい課題だと思うんです、続けることって。いい作品かどうかは、人それぞれの評価や判断なので、そんなことに捕らわれずに、とにかく長く続けて欲しい。近いうち、またtelephonesでも一緒に演りたいし、困った時は気軽に声をかけて欲しいです。
山本 僕も、いい作品かどうかは、人それぞれの評価や判断なので置いておいて、長く続けて欲しいです(笑)。今後、HO17はもちろん、太郎に期待することは、好き放題やって欲しいなって。仲良く、ケンカせず……。もう、この際、新メンバーなんて要らないんじゃないの? 2人組っていいじゃん。なんかB’zみたいで(笑)。そうそう、いつかこの4人でバンドを演ろうよ。パートもそれぞれいることだし。
全員 いいね。やろう!!
──最後はHO17のお2人から、今後自分たちはどうなっていきたいか? を聞かせて下さい。
伊藤 2人になって、太郎ちゃんとはほぼ毎日会ってるんですよ。もう、会いたくないってぐらいずっと一緒で。そんな中でも何か不満があったら抱え込まずに、遠慮しないでブツけて欲しいんです。太郎ちゃんには、ホント自由に遠慮せずやって欲しくて。ずっとこのままの三浦太郎でいて下さい。
三浦 最近よく考えるのは、「長く続けるにはどうしたらいいか?」ってことで。だけど、それは方法じゃなくて、結局はやりたいことを見つけ続けることなんじゃないかと思えてきて。とりあえず今はニューアルバムが出せて、これに向けて頑張ってるんで、自分たちとしてもその次の目標を見つけて行こうかなと。取りあえず目先の目標だけになっちゃうけど、今はそれをどんどん探して行きたいですね。とにかく自分たちらしさを保ちながら、このHO17を長く続けていきたいんです。
text&interview by 池田スカオ[Luck’A]