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toconomaのKotaroさん、no entryのmarcyさん、Lotus LandのKengoさん、CubetoneのMinamiemotionさん、how to count one to tenの紅一点、Wada Mayukoさんが一緒に飲み会をしてくれることに! それぞれの考えかたや展望、現代インディバンドの新たな一面が見えるかもしれない。

近年インディアーティストもフェスなどでメジャーアーティストと同じビッグステージに立つことが普通の光景になってきた。CDセールスが1万枚を超えるアーティストもいて、レコード店などのランキングではインディアーティストの名前を見る機会も増え、メジャーとの境目にもより変化を感じる。

ここ数年のライブやフェス、時にはクラブで「格好いいなぁ。」と思ったアーティストさんに話しかけて知り合ったインディアーティストの人たちがいる。そんな彼らに「インディ・メジャーを意識して活動しているのか?そしてインディではどんな風に活動をしていかなくてはならないのか?」そんなことが気になり、「インディバンドで集まって飲み会しませんか?」と何人かのアーティストさんに電話をしてみましたところ……。

1stアルバムのロングセールス、昨年発表した2ndアルバム『TENT』のリリース記念として3月にUNITで開催されたワンマンがSOLD OUTした、インストバンドtoconomaのKotaro(Gt.)さん。 キャンプトロニカサウンドで各地のフェスを沸かせ、今年の<フジロック>ジプシーアヴァロンに出演が決定しているno entryのmarcy(Vo.)さん。 DJライクなクラブサウンドを生演奏で再現、7月に初の全国流通CDをリリースするLotus LandのKengo(Dr.)さん。 昨年の<フジロック>ルーキー・ア・ゴーゴーに出演、その後も全国のフェスやライブハウスに活動を広げはじめたスカバンドCubetoneのMinamiemotion(Vo.)さん。昨年の台湾ツアーに続き今年は中国ツアーも決定。今後さらにアジアでの活動展開が予測される、エフェクターを一切使わない3ギターが特徴how to count one to tenの紅一点、Wada Mayuko(Ba.)さんが一緒に飲み会をしてくれることに! 

このラインナップがそろうフェスがあったら行きたい! そう思わせてくれるメンバーが集まってくれたので色々聞いてみたかったが、おのおの普通に楽しむ飲み会になってしまった(笑)。しかしこの飲み会の様子を通じてインディバンドとは? それぞれの考えかたや展望、現代インディバンドの新たな一面が見えるかもしれない。

インディーバンド座談会
Kotaro(toconoma)、marcy(no entry)、Kengo (Lotus Land)、Minamiemotion (Cubetone)、Wada Mayuko (how to count one to ten)

ライブやフェスでよく見かけるインディーバンドの人と飲んでみた

ALL じゃあ……カンパーイ!!

Minami このメンバーが集まって飲み会するなんて考えてもみなかったし……めっちゃ緊張してます! みなさんは他のバンドの方と飲み会したりしますか? 

marcy 打ち上げ以外で他のバンドと一緒に飲むことはあまりないかも。

Minami 普段はメンバーと飲んだりします? 

Kotaro toconomaのメンバーで飲むことはないかも。みんなお酒飲めないからコーヒー飲みたいっていう(笑)。ところで、Kengoとmarcyは繋がってるの? 

marcy うちのドラムが昔からの友達で、対バンもしたことあるよね。 

Kengo そう。偶然ドラムが昔から友達。

Kotaro 微妙に繋がってるんだね。how to count one to tenはtoconomaと何回か一緒に対バンしましたよね。

Mayuko そうですね。改めてお久しぶりです(笑)。

Kotaro だけど話すのははじめてですよね(笑)。新しいMV見てます! 

Mayuko 私も“relive”のMV見てますよ! 格好いいですよね。

Kotaro 大変だったよ。切り株の上で演奏しなくちゃいけなくて狭くて弾きづらいし(笑)。

(はじめて顔を合わすメンバーや、対バン経験はあっても挨拶程度。みんなはじめは少し緊張気味? でしたが、さすが飲み会! お酒とおつまみを囲んで話をはじめるとじわじわと盛り上がって、気づくと音楽やバンドをはじめたきっかけ話に……。)

ライブやフェスでよく見かけるインディーバンドの人と飲んでみた

Kotaro 明日BRAHMANの映画『ブラフマン』を観に行くんだよ。BRAHMANすごく好きで、19才で初めてバンドでコピーしたのはBRAHMAN。 楽器をはじめたのは中学生になった時で、「モテたい!」と思ってバスケとかしたかったけど、運動が全然得意じゃないし、どちらかといえば文化系。でもどうしてもモテたくて、「ギターが弾ければモテる!」すごくわかりやすい感じではじめた(笑)。

Minami 今の音楽と全然違う! 意外ですね。

Kotaro その時期にミスターチルドレンの“名もなき詩”が流行っていて、桜井さんがアコギを弾きながら歌っているのを見て、「これだ!」そう思って必死こいて練習したけど、結局モテなかったんだよね……。

marcy その時は人前で演奏したの? 

Kotaro 中学3年の時にゆずの“夏色”が発売されて、文化祭で全校生徒の前で「モテたい!」その一心でゆずを演奏したよ……って年がバレる。

ライブやフェスでよく見かけるインディーバンドの人と飲んでみた

Kengo tononomaは年隠してるの(笑)? 

Kotaro 全然隠してないよ(笑)。逆にみんなが音楽はじめるきっかけって何だったの? 

Mayuko 聞きたい! 

Minami 私がはじめたきっかけは……

Kotaro JUDY AND MARYでしょ? 

ライブやフェスでよく見かけるインディーバンドの人と飲んでみた

Minami なんでわかったんですか!? 小学生の時にミュージックステーションではじめてJUDY AND MARYを見て……って凄く恥ずかしいんですけど。

Kotaro 俺はすべてを出してしまったけども……! 

Minami はい(笑)。小さい頃から歌うのが好きだったんですけど、YUKIさんが“そばかす”をロックに歌っている姿に衝撃を受けて、「私も歌いたい!」そう思う気持ちが強くなったのがはじめですかね。

Kotaro バンドはいつ頃からはじめたの? 

Minami 私の地元は結構田舎だけど、ひとつだけライブハウスがあったんです。地元でバンドやる人たちはそのライブハウスに出演することが大きなステータス。そこでライブをしている友達を見たら「私もここで歌いたい!」と思って、ギターの人に伝えたら、「じゃあ一緒にやろうよ。」って言ってくれて、高校1年の時にその人とドラムとギターとベース、私がボーカルで初めてバンドを組んでJUDY AND MARYのコピーバンドをはじめました。それから高校2年生の時にオリジナルで自主制作CDも作りました。

Kengo 高校2年って早いね。

Minami けどその時の曲を聴いたらむっちゃ恥ずかしいです! 

Kotaro 歌詞はMinamiちゃんが書いてたの?

Minami 書いてましたけど……「君とずっと一緒に居たい。君とこの先もずっと居られると思ったのに、雪と共に溶けた……」みたいな(笑)。今考えるとおぞましいですよ……メンバーも知らないですけどその音源は今もあるんです。

ライブやフェスでよく見かけるインディーバンドの人と飲んでみた

marcy 次のリリースでボーナストラックに入れよう(笑)。

Mayuko 15分くらい待つと「君とずっと一緒に居たい……(以下、略)」が流れてくる仕様で! 

Kengo この飲み会楽しいね(笑)。

Kotaro 集まった価値あったね(笑)。

ライブやフェスでよく見かけるインディーバンドの人と飲んでみた

次ページ:marcy「生まれて初めて組んだバンドがno entry」

Mako Masaya

Mako Masaya

ライター

大学在学中、100~700人規模のパーティー及びインディーレーベルのイベント企画・運営をマンスリーで経験。その後、アパレルに特化した代理店、アパレルメーカー 、飲食運営、出版・制作会社に勤める。転職間の数か月に、ニート・フリーターも体験。そのすべてを経て、現在ひとりで音楽・地域誌、ムック本発行を中心に編集・物書、企業イベントコーディネーターに至る。 これまでの経緯から、多種多様なクリエイターと出会い自身は”編集・物書”・”イベントプランナー”だが、多岐にわたりクリエイティヴな活動をしている人、団体と共同体となり、多角的な視点から企画立案し、制作案件に挑戦。多種多様だが、すべてを通じて得た、貴重な『経験・体験・出会い』、そして産まれる”縁”。その繋がりを重んじ、縁を繋ぎ円にし、自らをソーシャル・デザイナーと名乗り、その円から、社会のデザインを試みている。

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