MOP of HEADが語る。新作とポピュラリティと音楽愛 | ページ 5 / 5

カルチャーの交わりや連動性、それを是非バンドのフィールドでも展開したい

ーーそういえば今回も、帽子専門ブランドの「CA4LA」とコラボレーションキャップを作るんですね。

George　そうなんです。これで3回目になります。このコラボにしても自分的には理由があって。

ーーそれは？

George　やはり、クラブやライブハウスに色々な人が集まって欲しいという気持ちが強くて。とりわけやっぱりクラブには、常に色々な職種の人が集まるサロンでもあって欲しいんです。そのカルチャーの交わりや連動性、それを是非バンドのフィールドでも展開したくて。やはりクラブに遊びに来るときにはオシャレして欲しいし、服装も個性や自己表現をして欲しいですから。

ーー最後にアルバムの聴きどころを教えて下さい。

Hitomi　これまでのアルバムの中でも、最も聴きやすい作品だと思うんです。今まで私たちのことを知らなかった人たちも、ここからなら入りやすいでしょうし。そこから私たちをさかのぼって聴いて欲しいなと。

Kikuchi　1曲毎に独立した曲が13曲入っているイメージなので、是非そのバラバラ感を楽しんで下さい。

Satoshi　とにかくバラエティに富みまくっていて、曲調的には統一感がなくバラバラな印象を持つかもしれないけど、そこも含め楽しみどころ満載な1枚です。是非聴いて欲しいです。

George　今作は、やっぱり歌でしょう。あとは2015年の今年、このアルバムがみんなの耳にどう聴こえるか？　また、その人たちが僕たちをどう評価してくれるか？　が楽しみで。正直、今作はクラブの人たちよりも、ロックの人たちに響く作品だと個人的には思っていて。とは言え、もちろんクラブの人たちにも、キチンと愛してもらえる要素満載なので、それらをどう融合させていくか?　そこも今後の楽しみの一つではあります。