オブ・モンスターズ・アンド・メン、待望の2nd制作背景とは

ーーロサンゼルスでの制作は、アルバムにどのように影響しましたか？

ラグナル　ロサンゼルスにいたことで、アルバムがずっといいサウンドになったと思う。そのためにロサンゼルスに行きたかったから。

ナンナ　ええ、だから行ったのよね。

ラグナル　だからロサンゼルスに行きたかったんだ。それと、ロサンゼルスに行って、歌詞に集中できたと思う。多くの歌詞を考え直す時間が取れた。何にも邪魔されずに見直すことができたんだ。

ナンナ　私達二人はアパートで共同生活をしていたの。そこで歌詞を見直して、最後の章をどうしたいか考えたわ。そうね、より集中して、やってのけたのよ。

ラグナル　ナンナが、章って言ったよ。

ナンナ　なぜかしらね。

ラグナル　英語に訳して話してるからかな。違う？

ナンナ　分からないわ、でも私は時々、物事を章として見ているのよ。人生には、それぞれの章があると思うの。

ラグナル　うん、そうだね。いい考え方だね。

ナンナ　ええ、私の本を書くわよ、っていう感じで。

ラグナル　うん、第一章、誕生。

ナンナ　第百章、死。

ーー＜フジロック＞などで初来日していますが、何か思い出はありますか？

ラグナル　日本のオーディエンスは礼儀正しいんだ。

ナンナ　そうなの。＜フジロック＞も、東京でプレイした時もだけど、演奏が終わると拍手をして、すぐに静かになるの。おしゃべりしているようなこともないし。

ラグナル　そうなんだ。拍手して、さっと次に入っていく。無駄がなくて、オーガナイズされてるんだ。

ナンナ　急に静かになるから、最初ビックリもしたけど。

ラグナル　僕等をリスペクトしてくれてるんだ。

ラグナル　初来日の時の話だけど、1人ずつに区分けされているラーメン屋に行ったんだ。みんなで食べたんだけど。僕は箸を使うのが下手で、落としてしまって、そしたらスープの滴が目のあたりにかかって、真っ赤になってしまって、それはひどかったんだ。でもまた来日したら、ラーメン屋に行くけどね。日本に行って、色んなものを体験して、＜フジロック＞で皆さんに会う、本当に待ち遠しいね。

Of Monsters And Men – Sinking Man（Official Lyric Video）

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