芸術的新瞬間はいつも現場から現れる！uchuu,とその音楽をデザインしビジュアル化する鬼才たち！！

Interview ｜ 2016.06.02 Thu

「演者ながら、”この映像をお客さんとして生で観たい！！”そう思える素晴らしいプロジェクト」

——今後、この3組でまた組んだりは？

松本　今のところ予定はありませんが、個人的には今後もより視覚的な部分で、uchuu,の良さや面白さを引き出せていけたらなと。

chaosgroove　僕は6月に一緒にやるライブが、今からホント楽しみで。当日は現場処理で色々とやっていくつもりなので、それこそ第六のメンバーのつもりで挑もうと。

K　その6人のuchuu,を観てもらえる、たった3回のライブなので、是非みなさんに来ていただきたいです。それとは別に、是非またこの3組で一緒に何かやりたい、いや、生み出したいですね。以前よりも人間性が分かったんで（笑）、今度は更に意思も疎通して、より良いものが作れるのではないかと。

松本　あとは、是非生でこのホログラムを使ったライブを観てもらいたい。ちなみに、このホログラム映像って、見る角度や位置によって、見え方の位置関係が変わるから、これをライブ等で用いる際には、出来るなら会場をウロウロしながら色々な場所や角度で見てもらいたいですね。それこそ色々な発見があると思います。

K　僕もそれを是非お客さんとして見たいです（笑）。でも今は、まずは自分がそう思えるようなことが出来ていることが凄く嬉しいし、誇らしくて。

chaosgroove　僕もVJをやりながら、きっと、”これをお客さんとして楽しみたい……”と思うんだろうなって。それは、“SI(G)N SEKAI”のMV作成の際にもそう思いました。

松本　じゃあ、今回はそれをお客さんとして感じにいくかな（笑）。

PROFILE

松本剛（映像作家）GROUNDRIDDIM所属

ミュージックビデオ監督を主軸としBONNIE PINK、MAN WITH A MISSION、パスピエ、コブクロ、など多数のアーティストを手がける。
ライブ等の演出ではYMOのVJにて、LIVE映像をリアルタイムに演算し送出した「仮想空間VJ」的な演出のものや、HIFANAというアーティストと共にフランス、ポンピドゥーセンター、パリ日本文化会館、ニューヨークセントラルパーク、スペイン、ソナーフェスティバル、イスラエル日本国交６０周年イベントなど多数の公演を演出、システム構築をする。2015年末は欧州文化首都にて在ベルギー日本大使館後援事業”TOKYO WEEK”の各種演出等を担当。同年末、武道館にてパスピエのステージデザイン、VJを担当する。
広告ではケンタッキーフライドチキンの夏の飲料キャンペーンや、バドワイザー、キリンビールの広告映像などを作成。

GROUNDRIDDIM（グラウンドリディム）

映像ディレクター／グラフィックデザイナー／イラストレーターなどのヴィジュアル・チームと、HIFANA・鎮座ドープネス・DJ UPPERCUT 等複数のミュージシャンやエンジニア／ディレクター／プロデューサーを擁する音楽チームで構成されるクリエイティブ・プロダクション。
2011年には、鎮座ドープネスをフィーチャーしたモード学園のTVCMをはじめとするビジュアル全般や、NIKE MUSIC SHOE、ケンタッキーフライドチキンの「KRUSHERS」キャンペーンを手がけ成功を収めた。
Music Videoのディレクションから広告やCDジャケット、イベントやワークショップの企画プロデュースまで、その活躍のフィールドは広い。

chaosgroove (from westronica／シキサイパズル)

エレクトロニカバンドを基点とするアートチーム”westronica”の代表。
ビジュアルプログラミング言語”Quartz Composer”を使ったオーディオリアクティブな映像演出を得意とする。

uchuu,

大阪を拠点に活動するロックバンドuchuu,。
ダイナミズム&エモーションを備えたロックミュージックをベースに、ダンスミュージックの本質を解き、身体揺さぶるグルーヴ感溢れるサウンドで注目を集める。
昨年末より「overflow」、「Yellow」、「SI(G)N SEKAI」と3曲のDigital Singleを立て続けにリリース。
そして、2016年6月22日にDigital Single3部作を含み、楽曲のレコーディングからMIXまでをKとSujinが手掛けた傑作が完成。1st Original Album『+1』をリリースする。
楽曲のレコーディングからMIXまでをKとSujinが手掛けた傑作が完成。リリース後、全国ツアーを経て、現体制としては初のワンマンライブを大阪・阿倍野ROCKTOWNにて開催する。