昨年惜しくもこの世を去り、今年4月20日(土)に一周忌を迎えた世界的プロデューサー、ティム・バークリングことアヴィーチー(Avicii)の伝記が来年2020年に発売されることが明らかになった。

販売元の発表によると、本作は、<イタリア賞>やスウェーデンのピューリッツァー賞とも言われている<Stora Journalistpriset>を受賞している作家・ジャーナリストのMåns Mosessonが執筆するそう。

彼はこの本の執筆にあたり「ティムの人生についてのストーリーを語ることができることをとても誇りに思っています。この本では、音楽夢想家である彼が世界中から愛される理由である彼自身のメロディセンスについて書きたいと考えています。同時に、ティムがこれまでに経験してきた障害にきちんと向き合う誠実なポートレートにしたいとも考えています」と表明している。

この本で得た収益は、アヴィーチーの家族が精神疾患や自殺防止活動の分野で働く人々のために設立した「ティム・バークリング基金」に全額寄付されるとのこと。

つい先日、彼の最後の遺作となるアルバム『TIM』を6月6日(木)に発売されることが発表されたばかり。世界中を魅了した彼の人生にはどんなことが起きたのか。なぜ彼は自身の命を絶たなければいけなかったのか。そして、彼がなぜこれほどまでに慕われるようになったのか。そうしたことにも触れられることを期待しながら、続報を待ちたい。

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