また、ブライスのようなミュージシャンはともするとEDM的な瞬発力を求められがちだが、このアルバムは何度も引っ張りだして聴きたくなるスルメ盤の魅力を兼ね備えている。曲の構成、ヴォーカル、メロディ、音色……すべてが惚れ惚れとするくらいパーフェクトに作りこまれているのに、人肌の温かさが伝わってくるのだ。それは、2人が真のソウルメイトであるという事実がこのアルバムのコアにあるから。そして、彼らは自分たちが作りたい音楽を作っている(その勢いがもっとも顕著に表れているのがラスト・チューンの“ストリート・パンクス・オン・ア・フレイト・トレイン”。これ、名曲です)。メジャーフィールドにおいては、そんな当たり前のことが奇跡のように思える。

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Bryce Vine – Where The Wild Things Are(X-Games Theme Song)

そういえば、ノーランは元々イギリスで幼少期を過ごしていたし、ブライスも出身はニューヨーク。かつての2人にとって、LAは「憧れの地」だった。最近はLAでレコーディングをしたがるミュージシャンも増えているし、今再び西海岸がホットになっているみたい。ブライス・バインのハッピーなヴァイブスを感じて、何もかも放り出して西海岸に飛びたくなるのは、僕だけじゃないはずだ。

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Bryce Vine: The “Thug” Song[SUPERFIEND OTS]

BRYCE VINE – TAKE ME HOME

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