◼︎缶のクラフトビールを飲み比べてみた
今回飲み比べてみた缶ビールは、「ブリュードック パンク IPA」「よなよなエール」「水曜日のネコ」の3種類。比較的手に入りやすい3品だと思います。ひとえにクラフトビールと言っても飲み比べてみるとその差は歴然! まさに三者三様の個性を楽しむことができました。
「ブリュードック パンク IPA」
スコットランド北東部の醸造所でつくられたクラフトビール。その名の通り、パンクなパッケージも目を引きます。しかし、飲み口は以外にもフルーティ! 南国フルーツの甘さに、グレープフルーツの香りが特徴的です。キリッとした中に独特の苦みが感じられ程よく重い余韻が広がります。それでいて後味はとてもスッキリ。ドライなビールがお好みの方にも受け入れやすいテイストかもしれません。
「よなよなエール」
日本を代表するクラフトビールで、世界三大ビール品評会で8年連続金賞を受賞しているビールです。グラスに注ぐと何よりも先に美しい琥珀の色合いが目をひきます。口当たりは甘めで香りは華やか。コクのある泡が特徴的です。しっかりとしたコクを感じられるものの、決して重すぎず、すっきりとした苦みが口の中に広がります。「ゆっくりと味わいたい」と感じるビールではないでしょうか。
「水曜日のネコ」
可愛らしい猫のイラストが描かれたパッケージが印象的な「水曜日のネコ」は、見た通り、女性にも喜ばれそうな柔らかな風味が特徴的。青リンゴを思わせる爽やかな飲み口で、かすかに甘みも感じます。後味はとてもさっぱりしているので、クラフトビールの重さに抵抗を感じていた人にもおすすめ。苦み自体が控えめなので、ビール自体の苦みが苦手だった女性にも受け入れられやすそうです。
タイプ別にクラフトビールビギナーの方にオススメするのであれば、「実は普通のビールも本当は少し苦手……」という方には「水曜日のネコ」、「ビールは好きだけど、クラフトビールはなんか重いでしょ?」という印象を持たれている方には「ブリュードック パンク IPA」、「クラフトビール、飲んでみたい! でもどれがいいか分からない……」という方には「よなよなエール」がオススメではないでしょうか?
とはいえ、いろいろと飲み比べて自分のお気に入りを見つけるのもクラフトビールの楽しみ方の一つ。抵抗は捨てていろいろな味にトライし、自分にピッタリの銘柄を見つけてみてください!