【インタビュー】DJ KENTARO、DJ IZOHら世界トップDJを輩出。DMC JAPAN代表が語る大会復活秘話

毎年、多くのファンが＜JAPAN FINAL＞に足を運んでくれていて、メインフロアが少し窮屈だったかもしれませんが、今年は会場の造作を変えてスペースをできる限り確保しました。ぜひ直に観戦しにきてください。DVDでは味わえない熱量を感じられると思うので。1Fのラウンジフロアでも大会の模様を大型スクリーンに映し出すので休憩しながらの観戦もできるようにしました。ストレスなく、＜JAPAN FINAL＞を楽しんで貰えるようになっています。

それと毎年の恒例になっているSTUSSYとのコラボアイテムも先日リリースしました。レコードをモチーフにした＜DMC＞ならではのデザインになっています。店舗だと即効で売り切れちゃうみたいなので＜JAPAN FINAL＞の会場か＜DMC JAPAN＞のオンラインストアからチェックしてみてください。

DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2016 x STUSSY TEE ¥6,000（＋tax）

DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2016 x STUSSY Coach Jacket ¥19,500（＋tax）

――ありがとうございます。お話を聞いただけでも、かなり楽しみになりました！　最後に今後＜DMC JAPAN＞を運営、盛り上げていくにあたっての野望はありますか？

＜DMC JAPAN＞は日本から世界一のDJを輩出するための団体として存在しています。なので野望というか目的は究極な話それだけなんですよね。さっきも話に出てきたんですが最近ではKENTAROが教えるWorld DJ Academyだったり、＜DMC JAPAN＞のスーパーバイザーでもある井上揚介さんが設立したOTAIRECORD MUSIC SCHOOLもローンチしました。ここでは DJ IZOHが講師を務めます。大阪や広島にもスクールができて環境は少しづつ整ってきています。僅かでも興味がある人は一度体験しに行ってみてください。現役のヒップホップDJでもちょっとしたテクニックを身につけるだけでクラブプレイに味が出てくるし、さらに突き詰めていけば、ターンテーブリストとしての才能が発見できるかもしれない。その流れで＜DMC＞を一つの目標にしてくれると嬉しいですね。

世界を見ると＜DMC＞所縁のDJが沢山いて、石野卓球との親交が深いことで知られてるテクノDJのWESTBAMや、ドラムンベース界の最高峰DJ Hype、最近ではHudson MohawkeやCashmere Catなんかも、実は＜DMC＞の卒業生でターンテーブリストとして名を馳せていたんです。世界一にはなれなかったけど、身につけたターンテーブリズムを活かして世界的なスターになった人たちも多いから、音楽でサクセスしたい人は、まずは＜DMC＞の世界に身を投じてみるのも面白いかもしれません。

――＜DMC JAPAN＞をきっかけに、よりターンテーブルに触れる人が増えてくるといいですね。

そうですね。まずは今年の＜JAPAN FINAL＞に来て熱気を感じてほしいです。

――ありがとうございました!

Teaser : DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2016 FINAL supported by G-SHOCK


DIGEST : DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2015 FINAL supported by KANGOL

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text by Yu Nakazato