イトなミニ・スカート、破れたストッキング、ブラック・レザーを身にまとい、甘く感傷的なメロディーとラモーンズの様な疾走感を奏でる、ディー・ディー率いるガールズ・ロック・バンド、ダム・ダム・ガールズ、3枚目のアルバム『Too True』が1月22日(水)にリリースされる。「ラモーンズ meets ロネッツ」と評され、ガレージ〜ロー・ファイ・リバイバルの火付け役となったデビュー・アルバム。そして前作2ndアルバムを経てリリースされる3作目となる本作は、ガレージ、ローファイといった枠を軽く超えた完成度を誇る作品に。

孤独なベッドルームで綴られた作品が、そのまま全曲ポップ・ソングとしても通用してしまう楽曲の質の高さ、そしてディー・ディーのロック・シンガーとしての存在感は、ここしばらくガールズ・ロック・バンドが到達しえなかった境地だろう。60sポップス、パンク、ニュー・ウェイヴ、ライオット・ガールというガールズ・ロックの系譜は、今作品によってダム・ダム・ガールズにつながっていくことになったのだ。プロデューサーは、ブロンディーやゴーゴーズのデビュー・アルバムや、リチャード・ヘルの代表作『ブランク・ジェネレーション』を手掛けた伝説のプロデューサー、リチャード・ゴッテラー。

■制作過程 by ディー・ディー
2012年の夏より制作がスタートした。「私は自宅アパートに缶詰になって新作を書いてた、ニューヨークのクリアな空を鉄格子越しに眺めてるような感じ。やりきれない思いに駆られながら、息を殺しつつ何か生み出せるように待ってたわ」。その後LAに移り制作は続けられた。「酔っぱらいながら書いた曲が2曲あるけど、どの曲か分かる?」。

「今までずっと内向きな生活をしてきてるから、自分以外の人に向けて私が本当に間違いないと感じたものを自信を持ってクリエイトするとか、そんな前向きなことは苦手なの」。

「私のなかに浮かんできた言葉:思考欲、実験的生き方、毎度失敗、またその反対(毎度成功)というミラクルな出来事。私は紙とペンを持ち、書き、そして歌ったわ。私のベッドルームにある小さなスタジオで、自分で用意したマイクに向かって。だれも私をノセてくれるような人も、反対にプレッシャーをかけてくるような人もいない中で。私はただの感情的な女で、それが私を私たらしめているの。」

“Lost Boys And Girls Club” Video via H&M Life

※H&Mとのコラボレーション・ミュージック・ヴィデオ

アルバム・トレーラー

Release Information

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