2016年から2017年にかけて、盛り上がりを見せている日本のHIPHOPシーン。2017年に関しては、フリースタイルラップ/MCバトルの盛り上がりが“いい意味”で落ち着きを見せる一方で、業界自体の追い風を受けて良質な作品が数多く生まれた年だった。

もはやHIPHOPが日本の音楽市場の中で売り上げ的にも重要な位置を締めており、さらに若い世代おいて、“イケてる音楽=HIPHOP”という図式ができつつある。

そこで今回、「2018年! 最注目の若手HIPHOPアーティスト10選!」と題して、今年話題になるだろう&注目しておいて損はないHIPHOPシーンのアーティストをご紹介!昨年からの流れも踏まえつつ、ソロorグループも含め、幅広い観点からセレクトした。

KEIJU as YOUNG JUJU

SUSHIBOYS、踊Foot Worksなど「2018年!最注目の若手HIPHOPアーティスト10選!」 0119_hiohop_01-700x1050

言わずと知れたKANDYTOWNのラッパーであり、昨年はtofubeats『LONELY NIGHTS』、Awich『Remember』など、“客演王”と呼べるほどの活躍をしたYOUNG JUJUがSony Music Labelsとグループ初のメジャー契約。本名をモチーフとしたKEIJU as YOUNG JUJUに改名し、1月28日(日)には主催イベント<7 Seconds>を、パリのファッションブランド・PIGALLEをサポーターに迎えてSOUND MUSEUM VISIONで開催した。 ルックス、華、スキルの三拍子がそろった次世代ラッパーが、メジャーでバカ売れすることに期待したい。

tofubeats – LONELY NIGHTS

Remember – Awich feat. YOUNG JUJU (Prod. Chaki Zulu)

kZm(YENTOWN)

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2017年も話題の絶えなかった東京最先端HIPHOPクルー・YENTOWNのラッパー・kZm(カズマ)。昨年はクルーのMONYPETZJNKMN、Awichのアルバムでの客演に始まり、ソロではアブストラクトな世界観を全開に表現した『Emotion』、さらにMIYACHI&AKLOとの『KILL IT EYDEY』、5lack&RUDEBWOY FACE とのKojoe『BoSS RuN DeM-Remix-』など数々の話題をシーンに投下。現在制作中という自身初のアルバム『Dimension』は、HIPHOPリスナーが“いま最も待ち焦がれているアルバム”のひとつといっても過言ではない。

Emotion – kZm (Prod. hnrk)

MIYACHI, AKLO & kZm / KILL IT EYDEY

SUSHIBOYS

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感度の高いヘッズたちの間でジワジワと話題になり、とうとうファッション誌の表紙を飾ってしまった埼玉県入間郡出身のHIPHOPトリオ・SUSHIBOYS(寿司ボーイズ)。YouTubeに音源を公開する形で活動していた彼らだが、そのルックスとは裏腹な卓越したラップスキルを、人気ラッパー・SEEDAは「和製ODD FUTURE」と評した。昨年10月には待望のフィジカル作品『NIGIRI』をリリース。海外のトレンド×日本の“イナタさ”の絶妙なミックス具合は、現シーンにおいて類似するものがなく、いま最も謎かつワクワクさせられるラッパーたちだ。

ダンボルギーニ SUSHIBOYS

思ったよりも SUSHIBOYS

踊Foot Works

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2017年3月に1stアルバム『ODD FOOT WORKS』で突如シーンに現れるやいなや、すぐさま耳の肥えたリスナーたちを唸らせ、その勢いのまま夏にはフジロックに出演を果たした新星HIPHOPバンド。昨年末には、初の企画イベント<Arukeba Gravity 2017-2020@WOMB大晦日LIVE>を渋谷WOMBで開催し、360度センターステージで繰り広げるライブで怒濤の1年を締めくくった。生バンドのグルーヴを生かした彼らのサウンドは、HIPHOPの枠を飛び超えて、新時代のポップミュージックに飛躍する可能性を秘めている。

※踊Foot Works(オドフットワークス)

夜の学校 Feat. もののあわい – 踊Foot Works

踊Foot Works / N.D.W (Live ver.)

JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB

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2014年結成の4人組HIPHOPグループ。結成当初から立て続けにフリーEPをリリースし、2015年にデビュー・アルバム『QUEST』、2017年には『OFF THE WALL』 を発売すると同時に、日本各地での精力的なライブで着実に認知度を高めていった。RIP SLYMEやKICK THE CAN CREWといった日本のHIPHOPシーンの裾野を広げたグループの影響を感じさせる彼らの楽曲は、純なまでにめちゃくちゃPOPなHIPHOP。現時点における日本のHIPHOPの入り口として、食わず嫌いをしている人にほど聞いてほしいのがJABBAだ。

※JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB(ジャバザハットフットボールクラブ)

JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB「STAY GOLD,LIFE GOES ON」

JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB「雨音はディラのビート」

「2018年! 最注目の若手HIPHOPアーティスト10選!」、残り5組も要チェック!

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