動画と一緒にチェック! ライターは観た、このアクト!!

★ MOGWAI

モグワイ×〈ホステス〉といえば、思い出深いのは11年2月のリキッドルーム2デイズ(動画はライヴ・フィルム『バーニング』より)。初日は当時の最新アルバム『ハードコア・ウィル・ネヴァー・ダイ・バット・ユー・ウィル』の全曲再現、2日目は通常セットという実験的なプログラムだったことや、にせんねんもんだいがオープニング・アクトに指名されたこと、そしてチケット&CD&Tシャツのパッケージ販売など、洋楽ファンの間では大きな話題になりました。<Hostess Club>も、『HOST』も、ここから始まったと言っても過言ではないですよね。もちろん2日間とも足を運びましたが、レア曲満載で大・満・足でした。その後の<フジロック>でのステージがやや不完全燃焼だったこともあり、ネ申音響=STUDIO COASTでの久しぶりのライヴには、期待しかありやせん!(by UK)

Mogwai -”Fear Satan”

★ CHVRCHES

昨年の<サマソニ>では機材トラブルで一時中断するも、ローレン嬢のこなれたMCで場を繋いだチャーチズ(残念ながら<サマソニ>のプロ・ショットはありませんでした…)。低音の効いた電子ビートに、ローレンのコケティッシュなヴォーカルが乗っかるシングル曲も最高ですが、マーティンがマイクをとる“Under The Tide”のようなトラックもデペッシュ・モードみたいで超ライヴ映えしますよ。今回はデビュー・アルバム『ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ』を引っさげてのカムバックとなり、<HCW>のプレ・パーティーとも呼べる単独公演(ゲストはエラーズ)も東京・大阪で控えているので、バッチリ聴き込んでおきましょう!(by UK)

Chvrches – “Lies”

★ DAUGHTER

昨年の<フジロック>では、レッドマーキーに集ったオーディエンスを優しい轟音で包み込んだドーター。STUDIO COASTとの相性がぴったりなのは言うまでもありませんが、彼女たちの真の魅力はアコースティックにあり! と言っても過言ではないかも。アメリカのラジオ局=NPRのデスクにて披露されたこのライヴは、そのソングライティングの素晴らしさを裏付けるものですが、紅一点エレナの超絶フィンガー・ピッキングも堪能できる贅沢な1本。昨年リリースのデビュー・アルバム『イフ・ユー・リーヴ』も名盤なので、まだお持ちでない読者はぜひ。(by UK)

Daughter: NPR Music Tiny Desk Concert

★ THE NATIONAL

12年末の英・キャンバー・サンズ。寒風吹きすさぶ中、暖房も利きやしないシャレー生活をしてまで観に行ったのは、この年の<ATP>のキュレーターを務めたザ・ナショナル! 文化祭のような暖かい雰囲気の中、この日が初お披露目となった新作1曲目=“アイ・シュッド・リブ~”から始まり、期待感を高めてくれたっけ。その後も過去作から満遍なく代表曲を披露し、“イングランド”、“フェイク・エンパイア”という最強の流れで本編を占めた後は“ミスター・ノベンバー”、“テリブル・ラブ”で超満員の会場を沸騰させ、最後は“ヴァンダーライル~”を観客と合唱の大団円。その素晴らしさにツラかったシャレー生活も吹き飛んだ。「なんかライヴ映えしなそうじゃねぇ?」という疑念を抱く人こそライブに行くべきバンド。大人には大人の温め方があるんです。チャンスは2月の<HCW>、同じく極寒の新木場に足を運べ。(by Keigo SADAKANE)

The National – I Should Live In Salt(Live at the Gibson Showroom)

★ WARPAINT

新作『ウォーペイント』からのリード・トラックで、UKの音楽サイト「THE LINE OF BEST FIT」で披露されたセッション映像です。J・マスシスのようなエミリーの髪型にもビックリですが、どうですか、4人のカワイコちゃんたちが描く暗黒のグルーヴ! しかもみんなオサレ!! 今回の<HCW>、ビジュアル面でのベスト・アクトはもう彼女たちでキマリでしょうが、ライヴ・バンドとしても飛躍的に成長した姿を見せてくれるハズ。みんなでシンガロングできる「アンセム」を持っていないのも、逆にこのバンドの魅力でしょう。ジェニーの旦那さん(クリス・カニンガム)も一緒に来日しないかな〜。(by UK)

Warpaint performs “Love Is To Die” for The Line of Best Fit

★ KING KRULE

最前列で見ていたので自分が映り込んでないかヒヤヒヤしたのですが、デビュー・アルバム『シックス・フィート・ベニース・ザ・ムーン』のリリース前に彼らを招聘した<タイコクラブ>にはGJと言わざるを得ないでしょう。ツヤツヤのお肌からは想像もできないどっしりしたグルーヴに、クラブ・ミュージックとも共振する刺激的なビート、そして何と言ってもティルダ・スウィントン似のフロントマン=アーチー・マーシャルのしわがれたヴォーカルがズバ抜けて素晴らしい。シザー柄のシャツもパーフェクトで、メンズ・ファッション誌『HUgE』のカヴァーを飾ったことも記憶に新しいですね。(by UK)

King Krule – The Noose of Jah City @ TAICOCLUB’ 12

Event Information

Hostess Club Weekender
2014.02.15(土)@新木場スタジオコースト
OPEN 12:45/START 13:40
LINE UP:Mogwai / CHVRCHES / Daughter / Ásgeir / Errors

2014.02.16(日)@新木場スタジオコースト
OPEN 13:00/START 14:00
LINE UP:The National / Warpaint / Youth Lagoon / King Krule / Buke and Gase

TICKET
1日券:¥7,900(1ドリンク別)
2日通し券:¥13,900(各日1ドリンク別)
※1日券先行&2日通し券一般販売中