Pitchforkが選ぶ「今秋最も期待されるリリース」にも選出され、最新アルバム用にリニューアルされたオフィシャルHPで公開されている一連のデジタル・アート作品も話題を集めている音楽家ダニエル・ロパティンによるワンオートリックス・ポイント・ネヴァー名義の最新アルバム『R Plus Seven』から、新たなミュージック・ビデオが公開され、物議をかもしている。

アルバム収録曲“Still Life”に映像がつけられるのは、今回で2回目。最初に公開されたビデオは“Still Life (Excerpt)”というタイトルで、過去にもコラボレートしているネイト・ボイスが手掛け、今回新たに公開されたビデオは“Still Life (Betamale)”と名付けられ、カナダ人アーティスト、ジョン・ラフマンが手掛けている。偏執的な欲望というテーマのもと、インターネットに氾濫しているフェチ系サイトから”変態”や”コスプレ”といったキーワードで集めた画像や映像がコ ラージュされている。“Still Life (Betamale)” は当初YouTubeでも公開されていたが、即削除され、その後VIMEOに再アップされた。

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー “Still Life (Excerpt)”

またワンオートリックス・ポイント・ネヴァーによるナイン・インチ・ネイルズ“Find My Way”のリミックスも現在公開中。

ナイン・インチ・ネイルズ “Find My Way (Oneohtrix Point Never Remix)”

なおダニエル・ロパティンがオリジナル・スコアを担当したソフィア・コッポラの最新映画『ブリングリング』(日本公開は12月14日)は、第66回カンヌ国際映画祭<ある視点部門>オープ ニング作品にも決定している。

Release Information

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