既に真夏のような暑さですが、まもなく梅雨も明ければフェスティバル・シーズンが始まりますね。ここ数年、温暖化による日本の熱帯化の波は音楽にも派生して、熱々の熱帯アジア産ミュージックがどんどん日本に押し寄せてきています。

今年20周年を迎える<FUJI ROCK FESTIVAL>(以下、フジロック)は、アジア全体でも最も有名なフェスの一つとして挙げられ、アジア各国から<フジロック>に訪れる、アジアン・フジロッカーも年々増えているようです。また、今でこそ当たり前になってきていますが、<フジロック>が世界的なアーティストを招致し始めたことによって、アジア近隣諸国がそれに倣ってフェスを立ち上げ、<フジロック>に出たアーティストをブッキングしやすくなった、ということもあり、アジア各国のミュージックシーンに多大なる影響を与えてきたといっても過言ではないでしょう。

SUMMER SONIC(サマーソニック)>(以下、サマソニ)も同様に、アジア各国からのお客さんが増えたことで、2011年から「Asian Calling」と題した企画を実施し始め、毎年アジアのアーティストを多く来日させています。その来日をきっかけに、前後で日本各地をツアーするアーティストも多く、昨今アジアのアーティストがどんどん来日するような流れを作った、大きな要因の一つといえます。

このようにアジア全体での音楽交流が盛んになってきていることもあって、アジアン・アーティストのレベルがどんどん上がっていて上昇気流が発達中、近いうちに台風の目となって、日本にグッド・ミュージックの嵐を巻き起こすことでしょう。そこで今夏、<フジロック>&<サマーソニック>に来日するアーティストより、チェックしておくべきアジアン・アーティストをピックアップします!

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吉本 翔(Sho Yoshimoto)

吉本 翔(Sho Yoshimoto)

コラムニスト

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