代官山UNIT主導によるアーティスト支援クラウドファンディングが始動｜アーティストのキャンセル料負担を0円に

新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、数々の公演やイベントが中止となっている中、代官山のライブハウスUNITがパソコン音楽クラブやBlack Boboiらとともに配信ライブなどのさまざまな施策を実施している。この度、代官山UNIT主導のアーティスト支援クラウドファンディングが3月22日（日）にスタートした。

＃アーティストのキャンセル料を0円に

本プロジェクトは、今現在ライブが行えず収益を得ることが出来ないアーティストやイベント主催者のために、会場のキャンセル料の負担をなくすことを名目にしたクラウドファンディングだ。本来キャンセル料金は会場費60万円の100％となるところ、現在会場側である代官山UNITが50％のキャンセル料を負担しているが、本プロジェクトが達成することでアーティストの負担をさらに軽くすることができるようになる。

現状、新型コロナウイルス感染症の影響が表出した2月26日以降約2週間の間にキャンセルとなったアーティストへの補填のための300万円を集めることを第1目標としており、今後第2目標である2020年3月10日以降に発生したキャンセル料を補填する700万円まで募集が続く予定となっている。また700万円を超える支援が募った場合は、ライブ配信用の機材の購入費に充てられる予定だ。

支援のコースには、このプロジェクトのステッカーがもらえる「張って応援！限定ステッカーコース」や「限定手ぬぐいコース」の他、代官山UNITの楽屋に入ることができる「楽屋ツアーコース」や楽屋にサインを残すことができる「楽屋にサインコース」、さらにアーティストのリハーサル風景を見学することができる「リハーサル見学コース」など、さまざまなリターンがもらえるコースが用意されている。

多くのアーティストに還元されることを願って。音楽好きの皆さんもぜひ参加してみてほしい。