今年9月にも最新シリーズの発表が期待されているAppleのスマートフォンシリーズiPhone。スクリーン下の指紋認証機能も搭載される可能性もある最新シリーズについて、現在プロトタイプが製造されているとの情報も伝えられている中、この度新たな情報が飛び込んできた。

折りたたみiPhoneは現在テスト段階に?

米・Bloomberg誌の記者であるマーク・ガーマン氏が新たに記事を公開し、その中でAppleが折りたたみiPhoneの開発に向けてプロジェクトを始動している旨を紹介している。現状折りたたみiPhoneについては、ローンチに向けての固まったプランがあるわけではないものの、Apple社内でのテストが実施されているとのこと。また折りたたみできるディスプレイが開発段階にないことから、デバイスそのもののプロトタイプの製造はまだスタートしていないとも示唆されている。一方で、折りたたみiPhoneのサイズ仕様についてはすでに検討されており、開いた状態で現行最新シリーズ「iPhone 12」シリーズのハイエンドモデルであるiPhone 12 Pro Maxと同じ6.7インチほどとなるようだ。

また合わせて今年9月にも発表されることが有力視されているiPhoneの最新シリーズについては、現行最新シリーズiPhone 12シリーズからわずかなアップデートが施されるのみに終わり、2017年発売のiPhone Xの翌年に発表を迎えたiPhone XSシリーズ同様、iPhone 12シリーズの「S」シリーズとして発表される可能性も考慮されている、とも伝えられている。ただその一方で、長年導入が検討されているというスクリーン下の指紋認証機能については、次期シリーズより搭載される可能性が高いことや、昨年Apple独自のワイヤレス充電器「MagSafe」が発売されたことを鑑み、ポートレス化も実現するのではないか、とも指摘されている。折りたたみiPhone開発の動向とともに、今後もiPhone新シリーズの情報についても注視したいところ!

折りたたみiPhoneは開いた状態でiPhone 12 Pro Maxと同じサイズに?9月発表の新型iPhoneはマイナーアップデートのみの可能性も tech210118_iphonefold_main
Photo via EverythingApplePro(YouTube)