Windows 8の登場によって、今後デスクトップやノートブックなどのPCでもタッチ操作が標準になるのか、そんな興味も相まって、是非とも導入したいOSではありますが、そのモダンUIと呼ばれるインターフェースからは、依然として洗練しきらない印象を受けます。しかし、Appleのリッチ化に対抗したかのようなフラットデザインはスマートですし、ロンドンの地下鉄のサインを参考にしたすっきりとしたフォントもクールだと思います。ならば問題はタイルとバックグラウンドの色、要は配色、ということで、Windows 8のスタート画面をカスタマイズする方法を探りました。
Windows 8 スタート画面の色やデザインを変更する方法(YouTubeビデオ)
https://www.youtube.com/watch?v=lle5RrMgeek
しかしながら、デフォルト機能でカスタマイズできるのはバックグラウンドだけで、タイルの色までは不可能とのこと。そこで、フルにカスタマイズできるソフトを探したところ、タイルの色や数をカスタマイズできるソフトが見つかりました。 背景を選択すると自動的にカラースキームが提案されますが、自分でスキームを構築することもできます。Modern UIは色のタイルで構成されているだけに、カラーコーディネート次第で相当違った印象になるに違いありません。
Decor8
http://www.stardock.com/products/decor8/
Windows 8のスタート画面をカスタマイズできるソフト。$4.99のシェアウェアで、試用(30日間)してからの購入が可能。左手にあるSettingsのメニューの中からBackgroundを選び、背景設定、Coloursでカラースキームを選択もしくはコーディネートできます。Optionでタイルの行数を変えたりパララックス効果を設定することもできます。
London Underground.
http://www.flickr.com/photos/maggiejones/sets/72157627449094976/with/4356672312/
最後に、カラーコーディネートのインスピレーション・ソースとして、ロンドンの地下鉄の写真を集めたMaggie Jonesさんのフリッカー・ページを紹介します。地下鉄のプラットフォームを彩る、タイルで描かれた小粋なパターンを、カラーコーディネートの参考にしてはいかがでしょうか。
(text by Sae)