スロウダイヴのレイチェル・ゴスウェル、エディターズのジャスティン・ロッキー、モグワイのスチュアート・ブレイスウェイト、そしてジャスティンの兄弟でフィルム・メイカーのジェイムス・ロッキー(Hand Held Cine Club)で結成されたバンド、その名もマイナー・ビクトリーズが、6月3日(金)にセルフ・タイトル・アルバム『Minor Victories』をリリースすることを発表!

昨年夏にその存在が明らかになって以来、ティーザー映像やインタビュー発言を通して、アルバムの制作を匂わしてきた彼らが、ついに待望のデビュー・アルバムを完成。

最終的にはエディターズのジャスティン・ロッキーが指揮をとったのは事実だが、この結成が実現した裏には、もともと存在した軽い面識、相互関係、 そして予期せぬ偶然などがあった。自由さ、速効性、そして数々の素晴らしいアイディアの交換。ほぼ4人全員が集結することなしに制作やレコーディングが実施されたこと。それは、いかに個々の優れた人材で結成されたグループ というのは、常識にとらわれることなく成り立つということを証明している。

USとUKの様々な場所から集められた彼らの音楽テイストは、これまでそれぞれのメンバーが各自の活動で持ち合わせていたビジョンを打ち破って、新たなサウンドへと足を踏み入れている。そう、それがマイナー・ビクトリーズが放つ世界観なのだ。

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『Minor Victories』

アルバムには、間もなく来日公演を控えるUSインディー・ロック界の重鎮、サン・キル・ムーンことマーク・コズレックとレイチェルによるデュエットや、スコットランドのシューゲイザー/ドリーム・ポップバンド、トワイライト・サッドのシンガー、ジェームズ・グラハムとのコラボレーションなどが含まれる。

早速シングル“A Hundred Ropes”のMVが公開に。ワンテイクで10秒間鎧武者達をスローモーション撮影した映像を使用して作成されたこちらのビデオについて、製作者でもあ りバンド・メンバーでもあるのジェイムス・ロッキーは、「無限級数の映像を撮るということは、普段目に入ることのないものを、身近のものを使って 見事なものに仕上げるということ」と語っている。

Minor Victories – A Hundred Ropes (Official Video)

最強選りすぐりメンバーによって結成されたスーパー・バンドがおさめるのは、“マイナー・ビクトリーズ(小さなの勝利)”どころか大勝である予感さえする。今後の活動が楽しみだ!

RELEASE INFORMATION

Minor Victories(マイナー・ビクトリーズ)

海外発売日:2016.06.03(金)
Minor Victories(マイナー・ビクトリーズ)

レーベル:Hostess Entertainment
※日本盤詳細は後日発表

<トラックリスト>
1.Give Up The Ghost
2.A Hundred Ropes
3.Breaking My Light
4.Scattered Ashes (Song for Richard)
5.Folk Arp
6.Cogs
7.For You Always
8.Out To Sea
9.The Thief
10.Higher Hopes

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edit by Qetic