Qeticでは今年も数々のアーティストにインタビューをし、印象的な言葉が産み落とされてきました。
そして今年アップされた様々な方々のインタビューの記事を元に、印象的な言葉=名言をまとめてみました。2014年、あの人は何を思ったのかーーどうぞご覧下さい!
目次:
1. 邦楽アーティスト編
2. 洋楽アーティスト編
3. 番外編
【名言集】2014年、あの人は何を思ったのかーQeticのインタビューを総括!
※それぞれの名前からインタビュー記事にジャンプできます。
邦楽アーティスト編
ヴォーカルにしても、“声”とか“歌”というものは好きなんですけど、歌い上げるというよりも、あくまで機械的でいたいんです。音楽を作るにあたっては、なるべく人間性とか感情とかそういうものは排除して作りたい。ライヴだとすごくがーってなっちゃいますけど、制作ではうまく切り替えて理性的でありたい。
俺は黒にはすごく強いイメージを持っていて。例えば、何も悪いことをやっていない神父さんもいれば、元死刑囚だけど途中で神に出会って神父さんになるのでは全然違うでしょう。そういう存在に対する憧れがありますね。そういう人にしか出せない優しさみたいなものがすごく好き。
子供の頃に触れた音楽や本や映画は、そんなにディテイルを覚えてなくても、自分の中にずっと残っている。そういう物を作りたいと思いました。いつも思うのは、歌作りって、言葉と歌と自分、その関係性を探す旅のようなものだなって。
ー石橋英子
バンドって何かを発明していかないといけないんですよ。曲は良くて当たり前。
日本語ラップ愛は常に持っているので、色々なタイミングで様々なラッパーの方々とリンクしたいという考えはいつも持っています。
歌詞に関して言うと、メッセージを伝えようというよりも、表現する対象が大きく変わってきた感じです。私がずっと触れてこなかった未知の存在=自然であるとか、そういうものについても書くようになって、それに合わせて歌詞や歌い方も変えて。それで今回、色んな種類のヴォーカルが入ることになったんです。
一つのものを美学だけで突き詰めていくのではなく、今の俺らの定義するハイテンションを表せたら、それはそれで、もっと聴き手や自分たちも楽しめるんじゃないかなって。
無限大にお金があるとか、人手があるとかいうプロジェクトじゃないからこそ、必要なものはまず何か? 作りたいものはまず何か? が定まってないと進めない。
アメリカではラップがあまりに大きすぎるから、その日米のギャップの差を埋めるには、俺らしかいないからね。
ーAKLO
世の中って異なるものたちがお互いに尊重し合ったり、どうにかこうにかバランスを取りながら共存していると思うんだけど、あいまいなものとか白黒はっきりつかない微妙なものが存在しにくい世の中になってきているなって感じます。一見、合理的で、わかりやすいものだけになってきているというか。そのあたりに恐怖を感じますね。社会全体に。異物が存在できないムードというか。