スカートの奥には・・・がある。パンチラ2015
02.09(月)~02.15(日)@東京都 Photons Art Gallery
なんとストレートで心に響く展覧会タイトルなのだろう。
「パンチラ」というシンプルかつ奥深いこの事象を、写真家、モデル、絵師たちが様々な思いを込めた作品に仕上げ、一堂に展示する。開催前から話題の展覧会に足を運んでみた。
会場のPhotons Art Galleryは浅草橋駅から徒歩1分もかからない。住宅街の路地に面した建物の前には『パンチラ2015やってるよ』の看板。偶然通りがかった奥様が2度見していた。
ここがパンチラ天国か・・・。
左)外から見ただけでも「パンチラ」満載
右)可愛いウェルカムボードのパンチラ具合が絶妙で素敵。
入ったら間違いなく通行人に「あっ、あの人は<パンチラ2015>を見るのね!」と思われそうで何だか気恥ずかしい。実際見るわけなのだが、若干照れてしてしまう。
まだまだ自分も甘いな・・・と思う一方、頭の片隅からは『いや、パンチラは本来見えてはいけないもの。それが見えることに喜びを感じるのであって、少しの羞恥心・背徳感があってこそ本当にパンチラを楽しめるのだ・・・』という声も聞こえてくる。
自分の中のシャイボーイとパンチラ紳士(?)がせめぎ合う中、会場へ足を踏み入れれば、パンチラ作品に取り囲まれる。当たり前だが、あっちを見てもチラリ、こっちを見てもチラリ。こんなに色々なパンチラを健全に、合法的に拝めるとは・・・。やはりここはパンチラ天国だ。とはいえ、どの作品も下卑た感じは全くない。色合いや印刷が美しく、作品として完成している、という印象を受けた。
「めくるなよ 絶対めくるなよ? 」
パンチラ撮影用スカーツ付き等身大パネル
主催者の1人であるナマダさんの写真パネルがあり、記念撮影が出来る。スカートがめくれる仕様になっているが、パネル下部には『めくるなよ 絶対めくるなよ?』の文字が・・・。
これはつまり、『めくれ』ということなのか・・・?(プリーツを凝視しながら)
さっきご本人に挨拶したばかりで、さらにご本人が後ろにいる状態で、ご本人(の写真パネル)のスカートをめくるという状況・・・。
何このシュチュエーション・・・。すごく・・・ドキドキする・・・。
ごくり・・・。
この年になって“スカートめくり”をするとは思わなかったが、普段やりたくてもやれない、やっちゃいけないことを出来るカタルシス! この懐かしさと背徳感と興奮はなかなか得難いものなので、ぜひ会場で実際に体験していただきたい。
今回はナマダさんご本人が「めくりましょうか~?」と声を掛けてくれ、ご本人が(パネルを)パンチラ状態にしてくれた。
ナマダさん。あるときはコスプレイヤー、またあるときはスイーツライター。
いざ冷静に見てみると、“本人とパンチラ状態の本人のパネルが並ぶ”というのは、結構すごい状況だと思う。 そして、めくり方が素晴らしい。さすがである。