スペイン・バルセロナ郊外のシッチェスで毎年開催されている<シッチェス・カタロニア国際映画祭>は<シッチェス映画祭>の略称で知られるホラーやファンタジー、SFなどジャンル映画の祭典。第47回(14年)では『渇き。』で役所広司が「最優秀男優賞」を獲得した。
そんなジャンル映画ファンの心をがっちりとつかんできた特集上映企画<シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション>が今年も日本で開催されることが決定した! 今年は10月24日(土)より東京、大阪、名古屋、福岡の4都市で開催される。
<シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション>は今年で4回目の開催となる日本で唯一の本家公認の特集上映イベント。本場シッチェス映画祭に出品された作品からセレクトして、特集上映する本企画はミニシアターの減少などで上映機会が限られるジャンル映画のファンを中心に熱狂的な支持をうけ、動員数は毎年右肩上がりを記録。ジャンル映画特集上映の火付け役としても注目されている。
また上映作品6作品中5作品のラインアップも確定。『ゾンビ・ガール』『ミッドナイト・アフター』『ウルフ・コップ』『恐怖ノ白魔人』『ハイエナ』の5作品が上映される。
今年のラインアップでとりわけ注目したいのが、『ハウリング』、『ピラニア』、『グレムリン』などの鬼才ジョー・ダンテ待望の最新作『ゾンビ・ガール』。2014年本場シッチェス映画祭のクロージングを飾った元カノのゾンビに襲われるという王道コメディホラーは盛り上がり必至! ポップコーン片手に楽しみたい一作だ。他にも<第27回東京国際映画祭>に出品されたSFスリラー『ミッドナイト・アフター』、頭脳は人間ながら見た目が狼の警官が自らの変貌の謎を解こうと暴れまわる『ウルフ・コップ』、『屋敷女』のジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バリチェロ監督が手掛ける美少女ホラー『恐怖ノ白魔人』、汚職警官と最強ギャングの争いが息をもつかせぬ緊張感をうみだす『ハイエナ』など粒ぞろいの作品が揃っている。
なお残り一作品は7月1日(水)以降の発表が予定されている。詳細はオフィシャルをチェックすべし!
EVENT INFORMATION
シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015
2015.10.24(土)-
東京:ヒューマントラストシネマ渋谷/大阪:シネ・リーブル梅田/名古屋:シネマスコーレ/福岡:福岡中洲大洋
上映作品:『ゾンビ・ガール』『ミッドナイト・アフター』『ウルフ・コップ』『恐怖ノ白魔人』『ハイエナ』(残り一作品)
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