全米初登場1位を記録し、全世界がその泣き声に恐怖した『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』が絶賛公開中。観客動員数ランキングでは初登場9位に泣きながら躍り出た。関連作となる、『死霊館』ユニバース作品はこれまでTOP10入りしたことがなかったが、今回で快挙を達成。そしてこの度、本作の大ヒットを記念して、泣く女よりスペシャル動画が到着した。

ヨローナは実在する! 本物の呪術医が真実を語る

劇中の呪術医ラファエル(レイモンド・クルツ)のセージを使用したお払いシーンで幕を開ける解禁動画。このラファエルを演じる俳優の配役に、チャベス監督は最初からレイモンドを考えていたそうだ。監督は「レイモンドは実際にはとてもやさしく寛大な人なんだ。野性的で危険な雰囲気をあそこまで出せるとは思わなかった。本当にすばらしかったよ! この役の演技を完璧にこなしてみせたんだ」と興奮気味で太鼓判を押している。

『ラ・ヨローナ ~泣く女~』特別映像!本物の呪術医が真実を語る

本作には本物の呪術医ミゲル・フランコがコンサルタントとして招かれている。ミゲルは「呪術医とは自然の手法を使って病気を治す人だ。その 手法は伝統医学とはかけ離れている」と、日本であまり知られていない呪術医について解説している。

『ラ・ヨローナ ~泣く女~』ヨローナは実在する!本物の呪術医が真実を語るスペシャル動画解禁 film190523_llorona_3

実生活でもかかりつけ医として呪術医を頼っているというパトリシア・ベラスケスは「常に呪術医に助けを求めているわ。誰かが病気の時だけでなく、幸運を願うときも祈りをささげてもらうの」と、その存在の大きさを語る。今作の撮影の前にはミゲルが劇中のお払いシーンと同じく、セージの煙による祈りをスタッフの前でささげている。

『ラ・ヨローナ ~泣く女~』ヨローナは実在する!本物の呪術医が真実を語るスペシャル動画解禁 film190523_llorona_1

キャスト一人一人にも儀式が施された。ソーシャルワーカーの女性アンナ役を演じたリンダ・カデリーニは「素敵な経験だった。撮影の前に前向きな儀式をしたのは良かったわ」と話し、また別のインタビューでは「セットでは予期せぬことが起こることもあるし、出演者やスタッフが病に倒れることもある。そういった不確定要素がどれだけ撮影に影響を与えるのかは誰にもわからないの。闇を抱える映画だからこそ、撮影に飛び込む前に明るいことをするのは良いことだと感じたわ」感謝しきりの様子。

本格ホラー大ヒットの裏には本物の呪術医の存在が不可欠だったようだ。本作はまだまだ大ヒット公開中。ヨローナが見せる絶望にも近い恐怖をぜひ劇場で味わってほしい。

INFORMATION

ラ・ヨローナ ~泣く女~

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全国公開中
監督:マイケル・チャベス 
製作:ジェームズ・ワン『死霊館』シリーズ、ゲイリー・ドーベルマン『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
出演:リンダ・カデリーニ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス、ショーン・パトリック・トーマス、ジェイニー=リン・キンチェン、ローマン・クリストウ ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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