PCやスマートフォンなど、インターネット関連の数々の電子機器を取り扱うAppleが、ついに自動運転車事業に本格的に参入するかもしれない。
自動運転車のスタートアップ企業を買収
先日Appleが自動運転車の開発を行うスタートアップ企業「Drive.ai」を買収したことが明らかになった。報道によると、AppleはDrive.aiに所属している何名かの自動運転車に関するソフトウェアやハードウェアエンジニアとプロダクトデザインを担当するデザイナーを雇用し、またその際にDrive.aiを買収したとのこと。Drive.aiの買収にはいくつかの競業がいたようだが、結果的にAppleが買収に成功している。
Drive.aiは2年前に2億ドル相当の価値がある企業として話題となった企業で、主に普通の乗用車を自動運転車に変えるキットを製造する事業を展開していたことでも知られている。本企業は昨年2月より売却先を探していたことも明らかになっている。
今年初めには、自動運転車を開発するプロジェクト“Project Titan”のチームを解散していたことが報じられていたApple。今回のDrive.ai買収で、本プロジェクトの再開となるのだろうか? 続報に期待したい。