Yaejiが〈XR Recordings〉から最新ミックステープをリリース！“WAKING UP DOWN”のアニメーションMVも公開

ソウルを経由し現在はNYに拠点を置くエレクトロニック・プロデューサー／DJ／ボーカリストのYaeji（以下、イェジ）が、最新ミックステープ『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』を4月2日（木）に〈XL Recordings〉よりリリースすることに！

マスタリングは坂本龍一やスロウダイヴ手掛けるヘバ・カドリー

イェジにとって『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던 （私たちが描いてきたもの）』は、“友人、家族、感謝と支え”が主なテーマとなっており、「私が支えられたり、私が支えたり、そしてお互いを支え合うということ」を描いたとイェジは話している。

2年という歳月をかけて、イェジがプロデュースした同ミックステープの音楽を作曲し始めた時、彼女の中で特定の物語はなく、各トラックは彼女の人生の一部を切り取ったものだという。本作は、彼女が10代の頃に韓国で聴いていた韓国のインディーロックや、若い頃に聴いていたという90年代後半から2000年代初期のヒップホップとR＆Bといった幅広い領域のサウンドが取り入れられている。

本作のマスタリング・エンジニアは、坂本龍一やスロウダイヴ（Slowdive）、バトルス（BATTLES）、プリンセス・ノキア（Princess Nokia）などの作品も手掛けるヘバ・カドリー（Heba Kadry）が務めている。

また、今作には彼女のニューヨークシティのコミュニティーなどに属している新鋭のアーティストたちがゲストとして集っている。東京のDJ／プロデューサーYonYonのほか、オークランド出身ブルックリン在住のラッパー、ナッピー・ニーナ（Nappy Nina）や、トロント出身のアジア系ドラァグ・アーティストのヴィクトリア・シン（Victria Sin）、ロンドンのプロデューサーのシャイ・ワン（Shy One）などが参加しており、イェジと結束の強い友人やコラボレーターたちのネットワークから得た要素をふんだんに取り入れた作品となっている。

典型的なアニメのオープニングシーンにインスパイアされたという収録曲の“WAKING UP DOWN”のミュージックビデオは、イェジ自身が制作し、キャラクターデザインとイラストレーションもイェジの手掛けたオリジナルだ。

彼女がプロデュースした新曲は、DIYポップとアンダーグラウンド・クラブミュージックの狭間を行き来し、英語と韓国語で両方で歌われるリリックでは大人になることについての素朴な幸福感が表現されている。

国内盤特典には歌詞対訳と解説がブックレットに追加され、本編12曲にボーナストラック1曲を追加収録。またiTunes Storeでアルバムを予約すると、今回公開された「WAKING UP DOWN」がいち早くダウンロードできる。CDとあわせてMVもチェックしてみて！

Yaeji ー WAKING UP DOWN