広島県尾道市に、元中国銀行物件を活用したスモールホテル Arbor Onomichi(アーバー オノミチ)がオープンする。

Arbor Onomichiの躯体となる中国銀行旧尾道支店は、1966年に竣工し、その天井高や2階部分のキャットウォーク、柱を置かないフラットな構造など、昭和の銀行建築の特徴を色濃く残したもの。今回のリノベーション・コンバージョンでは、地域の人々の記憶にも残る物件の特徴をなるべく活かす形で設計およびデザインが進められたという。特に、1階の元銀行窓口部分は、天井近くまで伸びた特徴的な窓や、明るく差し込む自然光など、建物の個性を最大限に活かしたラウンジとなっている。

1階ラウンジ全体としては、ホテルレセプション、ロビー、カフェ、パブ、客席などのさまざまな機能が存在。、れぞれの空気が入り混じり、曖昧につながる場に。レセプションカウンター、ソファ、カフェパブカウンター、シャンデリアなど、大型の木製家具や什器についてはWATABE WOOD WORKS、木工職人 CHUGENが制作を担当した。

また、タイプの違うダブルルームやツインルームを中心に、Arborの世界観を詰め込んだ50㎡ほどのシグネチャールーム、グループや家族で利用可能な4人用個室、個人旅行者を迎えるドミトリーなど、個性の異なる8タイプ/全16室の客室を用意。

室内には、部屋に合わせて設けられた設備や家具とともに、Arborの世界観や尾道の風景を軸にセレクト、または制作されたアメニティやアートを設置。旅のなかで限られた時間を過ごす場所だからこそ、視界に入るものや触れるものを大切にしたホテルとなっている。

Arbor 1階にはスペシャルティコーヒーを中心に、自社製造の焼き菓子や素材と調理にこだわったモーニングを提供するBREATH COFFEE 尾道を常設。尾道という土地ならではの食材を取り入れ、素材の個性を活かすモーニングメニューを用意する。そのほか、同フロアには、定期的に変わるタップルームや国産のクラフトボトルビール、ワイン、焼酎など、作り手の想いやストーリー、つながりを軸にセレクトする小さなパブ Inletも構える。

Arbor Onomichiは、4月25日(土)よりグランドオープン。尾道市の魅力をより引き出すスモールホテルを、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。











