昨年12月20日に公開を迎え、世界中で大ヒットを記録した「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作の監督を務めたJ.J.エイブラムスによるディレクターズ・カット版の存在について、本作に出演している俳優が言及し、話題となっている。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ディレクターズ・カット版はやっぱり存在しない!?
『スカイウォーカーの夜明け』に出演しているグレッグ・グランバーグがインタビューにおいて、本作で共演したドミニク・モナハンがJ.J.エイブラムスのディレクターズ・カット版の存在を示唆していることについて、こう語っている。「(存在が本当だったら)驚いちゃうよ。制作の全過程で友達としてJ.J.と話してたんだ。毎晩“調子はどう?”みたいな感じでさ。いつも彼はポジティブだったよ。だから完全に正直に言うけど、彼に対して映像をカットしろ、っていう圧力があったなんてことは1度も僕には言わなかったよ」。つまり、グランバーグは、ディレクターズ・カット版の存在について懐疑的な意見を示しているのだ。
ただ「僕の考えでは、ディレクターズ・カット版についてはどんな真実も存在しないんだよ。だからJ.J.版のカットがあるんだとしたら僕は驚くね」と、自身の意見について補足している。
また「どんな映画でもカットの連続を重ねていくんだ。それは自然なことだよ。そこには(映画を制作する上で)どんなことが起きてるかということ、そして君たちが一層望んでいるものだったり、明確にする必要があると思うものがあるんだ。だから僕は、そのすべてが創造する上でのプロセスの一部なんだって思ってる」とディレクターズ・カット版の存在は、どの映画にあったとしても不思議ではない、という意見を述べている。
『スカイウォーカーの夜明け』のディレクターズ・カット版については、さまざまな意見が飛び交っているが、果たして本当に存在するのだろうか? そして今後そのディレクターズ・カット版が公開される可能性はあるのか? 続報に期待しよう!