当時の歴代R指定興収記録を2作連続で打ち立てた映画「デッドプール」シリーズ。2019年に製作会社である20世紀フォックスがウォルト・ディズニー・カンパニーに買収されたことをきっかけに、続編の製作が危ぶまれていた中、マーベル・スタジオのCEO兼プロデューサーのケヴィン・ファイギ氏が本シリーズ続編に関して発言したという情報が伝えられている。

『デッドプール3』、やはりMCUで実現!?

ファイギ氏と会話したという米・Collider誌の情報によると、会話の中で「デッドプール」シリーズの最新作『デッドプール3』の製作について話がおよび、ファイギ氏は「アベンジャーズ」も登場するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で製作が実現する旨を明言したそう。さらに、本シリーズの魅力のひとつ(?)とも言えるR指定での製作についても確約したとも報じられている。

ファイギ氏は「R指定で製作しますし、現在脚本も手がけている最中です」としながら、本シリーズの主演を務めるライアン・レイノルズについても言及し、「ライアンが脚本を確認しています。今年中の撮影は実現しなさそうです。ライアンはとても忙しく、成功している役者ですから」とレイノルズが作品に参加することも決定していることを明かしたという。またデッドプールというキャラクターについては「MCUの中でもとても異質なキャラクター」になると表現しており、MCUに新たな風を吹き込む要素のひとつとなりそうだ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』ならびに『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で幕を閉じたフェーズ3に代わり、今年よりフェーズ4が始動することも発表されているMCU。フェーズ4では、ディズニープラスでのドラマシリーズや劇場公開を控える作品など、数多くの作品が登場する予定だ。ファイギ氏は『デッドプール3』の製作開始時期について、「(MCUで)いくつかの作品をすでに発表しているので、今はそれらを製作しなければいけませんが、(デッドプールの製作が)始まるのをとても楽しみにしています」と発言しており、フェーズ4に登場する作品の製作が終了次第となるようだ。この発言に興奮しているMCUファンも多いはず。レイノルズ演じるデッドプールは、MCUでどのように大暴れしてくれるのか!? 今後の情報に乞うご期待!

『デッドプール3』、MCUで実現へ!?マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが「R指定になる」と明言との情報も film210112_deadpool3_main
Photo via @deadpoolmoviejp(Facebook)