TBWA HAKUHODOのカルチャーシンクタンク「Backslash」とQeticによる共同ポッドキャスト「くちひげとめがね」の最新エピソードが公開。今回は、TBWA HAKUHODO backslash tokyoから天沼恒紀・大村浩之が新たに登場。Qeticからは前回に引き続き兵藤香月が参加し、プロデューサー竹田賢治が進行を務める。
テーマは、自由すぎる時代の”選べなさ”
自己紹介もそこそこに始まったのは、メンバーそれぞれのお盆休みの話。大雨で旅行を断念し、家でひたすらゲームをしていたという天沼に、念願の海外リゾートに出かけながら、ホテル選びに直前まで迷い続けていたという大村。対照的な2人の休日だが、実はどちらも、今回のテーマにそのままつながる”あるある”を抱えていた。
その”あるある”の正体に迫るのが、天沼・大村が手がけたBackslashのレポート「不自由は妨げから楽しむ制約へ」だ。旅行も音楽も、かつてないほど自由に選べるようになった今、なぜ私たちはかえって迷い、疲れてしまうのか。今回のエピソードでは、選択肢が増えるほど満足度が下がるという”選択のパラドックス”を手がかりに、自由がもたらす意外なしんどさを掘り下げていく。
議論はさらに進み、失敗が許されない空気や、診断やレコメンドに頼りたくなる心理、SNSで見えてしまう他人の休日など、自由なはずの選択がいつのまにか窮屈になっていく話へ。そもそもこのレポートの主題である「不自由」というテーマ。実はチーム内では当初、「自由」をテーマに議論が進んでいたという。それがなぜ「不自由」へと舵を切ることになったのか。その舞台裏も明かされる。
迷うこと、決めきれないこと。そんな誰にでもある”選べなさ”を、ゆるやかに、けれど真剣に語り合う回となっている。

