一般社団法人渋谷未来デザイン、KDDI株式会社、一般財団法人渋谷区観光協会の3者を主幹とする「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」。4月に3期目を迎えた本プロジェクトは、今年度より44社が参画し、新たな体制でプロジェクトを運営することに。

「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」新体制へ

本プロジェクトは、昨年度でも渋谷区公認「バーチャル渋谷」で様々なイベントを開催したほか、新たに原宿エリアもスタート。また、これまでの知見や経験に基づき都市連動型メタバースのガイドライン整備を目的とした「バーチャルシティコンソーシアム」を発足し、2022年4月にはガイドラインver1.0を公開するなど、日本発メタバースの発展に寄与している。

ほかにも、AR技術を使用した街回遊型のARスタンプラリーや、コンサートホールでのローカル5Gを活用したワイヤレスカメラでの映像転送システムの実証事業に協力するなど、渋谷の街と最先端技術を掛け合わせた実証実験やエンターテイメント施策を数多く実施している。

今年度も「バーチャル渋谷」を中心としたVRやARなどの分野を活用した、新しいコンテンツの開発やイベントの企画、実施など、都市連動型メタバースの先駆けとしての取り組みに加え、渋谷区で行われるリアルのイベント施策との連携が検討されている。新たに進行している企画にも期待が高まる「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」。ぜひ今後の動向にも注目してほしい。

<バーチャル渋谷>などを運営する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」に44社が参画 culture220623_shibuya5g-01

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