墨象アーティスト外林 省二作品展<外林 省二 筆とともに60年>が2017年8月4日(金)から8月6日(日)の期間、東京・銀座かねまつ6丁目本店にて開催されます。

外林 省二氏は、90年代に「バクザン先生」の愛称でメディアにも数多く出演していた榊 莫山(さかき ばくざん)氏を師に持ち、作品継承を許されている墨象家です。今回は、外林 省二氏が筆を持ち60年となることを記念し、作品30点が一堂に会し展示され、作品は一部を除き販売されます。加えて、榊家秘蔵の榊 莫山作品5点も特別展示されます。

外林 省二氏は、様々な著名人とのコラボレーション制作も精力的に行っています。

2015年2月、人間国宝に指定された越前和紙職人 九代目・岩野 市兵衛氏の工房にて、岩野氏が漉いた和紙にライブパフォーマンスで「土」「水」「龍」の3文字を書き上げました。今回の展示会では、その岩野 市兵衛氏とのトークショーも開催されます。

また、榊 莫山氏の長女・榊 せい子氏と「バクザン先生」との想い出を語るトークショーなど、外林 省二氏の作品世界をより広く、深く、楽しめる展示会です。

作家紹介

外林 省二(そとばやし しょうじ)
1954年、広島県福山市に生まれる。 前衛書と墨象の戦後二大巨頭とされる宇野 雪村氏と榊 莫山氏を師に持つ。日本最大の公募展「毎日書道展」の毎日賞や奎星会の奎星賞を初めとする賞を受賞。書道パフォーマンスの先駆的な存在としても知られる。その実力を書道界で認められながらも特定の組織には属さず「文字工房 省 二庵」を立ち上げ書道ディレクターとして活動中。現在は、榊 莫山から継承した墨象や本場中国にて腕を磨いた「対話形式による瞬間自在の作品制 作」によって多くのファンやコレクターを抱えている。

60年の筆人生。墨象アーティスト外林省二の弛まぬ挑戦を広く、深く楽しめる作品展開催 art10721_sotobayashishoji_01-700x692

作品紹介(一部)

『まるさんかくしかく』

60年の筆人生。墨象アーティスト外林省二の弛まぬ挑戦を広く、深く楽しめる作品展開催 art10721_sotobayashishoji_02-700x527

『無』

60年の筆人生。墨象アーティスト外林省二の弛まぬ挑戦を広く、深く楽しめる作品展開催 art10721_sotobayashishoji_03-700x625

『臥龍』

60年の筆人生。墨象アーティスト外林省二の弛まぬ挑戦を広く、深く楽しめる作品展開催 art10721_sotobayashishoji_04-700x472

『響』

60年の筆人生。墨象アーティスト外林省二の弛まぬ挑戦を広く、深く楽しめる作品展開催 art10721_sotobayashishoji_05-700x623

EVENT INFORMATION

墨象アーティスト 外林 省二作品展示会<外林 省二 筆とともに60年>

2017.08.04(金)〜2017.08.06(日)
OPEN 11:00/CLOSE 17:00 ※08.04(金)のみ11:00~19:00
銀座かねまつ6丁目本店5F(東京都中央区銀座6-9-9)
入場料無料
岩野市兵衛氏を招いてのトークショー&外林 省二氏ライブパフォーマンス:08.05(土)14:00〜(約50分)
榊 莫山氏の長女 榊 せい子氏を招いてのトークショー:08.06(日)14:00〜(約30分)
詳細はこちら

edit by Qetic・右近美紗紀