ネットレーベル Ano(t)raks では、インターネット内に埋もれている次の音楽シーンの担い手を発掘し、フリーダウンロード形式で音源をリリースしています。当コラムでは、そんな発掘作業の中で見つけたこれから注目すべきアーチスト達を紹介していきます。

新コラム「-Ano(t)raksのAno(thert)raks-」連載開始! 1510502077188-700x433

初めまして。Ano(t)raks運営の小笠原です。僕はと言えば休みの日はだいたいブックオフ辺りに出没し、イケてる80〜90年代のJ-Pop再発掘に精を出しております。本業はアパレル業です。なので服も好きです。ブックオフ行ったらその足で古着屋へ。こちらでもイケてる80〜90年代モノを発掘。つまるところこの時代の文化そのものが今のところのツボなのでしょう。80年代は過去にある未来なんじゃないの?などと古い喫茶店で考え事をダラダラ済ませたら僕の休日は終了です。

目まぐるしいですよね、音楽のモードの移り変わりは。レーベルとしては2012年にインディーポップのコンピレーションアルバムをリリースして、2014年にシティポップのそれをリリース。次のモードこんなかな?と感じるものがあった時に大体コンピをリリースして来たのですが、去年1作出して以降、コンピを出せていません。読めない、というか多様化のスピードに自分が追いつけていないだけなのかも知れませんが。勢い、B-ingリバイバルが来る!などと言ってみたもののそんな様子もなく…。

音楽性の多様化はシーンに限らず、例えばバンドの鳴らす音にも現れ始めているのが現在なのかなと。エレクトロニクスとバンドサウンドの融合、Hip Hopの影響を素直に取り入れつつ…などなど。

そんな多様化の波を、自らも多様性を武器にうまく乗りこなそうとしているのが、the oto factory。CDリリース済みなので既にご存知の方も多いでしょう。

the oto factory – ハーバータウン feat. あきお

 

激オシャ鬼80’sなサウンドが特徴の彼ら。彼らには僕自身、聞いてみたい事が幾つかありました。そんな訳で次回は、the oto factoryメールインタビューです!

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Dai Ogasawara

Ano(t)raks運営 渋谷系という言葉が生まれる以前の90年代初頭、インディーポップバンド Candy Eyes を結成、Vo.&G.を担当。初期の音はカジヒデキ氏に「日本の Mighty Mighty」と評される。2012年、The Paellas(現Paellas)のEPリリースを皮切りにネットレーベル活動を開始。リリース系統は、Indie Pop、City Pop、Electro Pop、Indie R&B、渋谷系等。

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