宮沢香奈

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photo by Sylvia Steinhäuser
           
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音楽制作ソフト「Ableton Live」を提供するAbleton(エイブルトン)社で、世界で活躍し2013年には『Lavandula』をリリースしたTakeshi Nishimotoと注目度高まるKyokaとの特別対談。

それまでステージを支配していた映像がパッと消え、真っ暗闇の中ビートやノイズが走り出し、あっという間に彼女の世界になった。我に返ったオーディエンスによる大歓声と拍手がしばらく鳴り止まず、世界最高峰Berghainで見せたのライブに震えた。

2016年、最も名前を聞いたアーティストの一人であり、ずっと活躍を追っているアーティストでもある。そんな彼女が生み出すユニークでそれでいて艶やかなサウンドの多くはAbleton Liveから作られている。Ableton社に在籍する唯一の日本人であり、John Tejadaとのユニット“I’m Not Gun”をはじめ、様々なバンドのギターリストとして世界で活躍するTakeshi Nishimoto氏をもう一人のゲストとして招き、Qeticコラム史上初のスペシャル対談がここに実現した。ぜひ最後までご覧下さい!!

スペシャル対談: × Takeshi Nishimoto

【スペシャル対談】Kyoka × Takeshi NishimotoがAbleton本社で語る column_km-post54_4R3A3043_final-700x467
インタビュアーKana(以下、Kana) お二人はベルリンに来てかなり長いと思うんですが、きっかけは何だったんですか? Takeshiさんは日本からではなく、ロサンゼルスからですよね? アメリカも長かったと聞いていますが?

Takeshi Ninimoto(以下、Takeshi) そうですね。アメリカは幼少期も入れたら20年もいたので、さすがにもういいかなという気持ちがありました。それで、日本へ帰ることも考えたんですが、一度も来たことないヨーロッパにしよう! ってベルリンに来ました。

Kana え? 一度も来たことなかったんですか?? それなのにいきなりベルリンですか? (笑)

Takeshi ロスにいる間にベルリンのレーベルから契約話をもらった経緯はあったんですが、全然興味なくて(笑)。でもベルリンには“何かあるだろう”って予感がしたんです。ロスの時も同じでしたけど、予感がすると来ちゃうんですよね(笑)。それで2005年から住み始めました。当時はNYにも行きたい気持ちがありましたが、今はベルリンを選んで良かったと思っています。

Kyoka 私も過去に一度だけギグのあったオランダから電車でベルリンへ来たことがあって、その日すごい天気が良かったんですよ。それで引っ越しました。

Takeshi & Kana 爆笑

Kyoka 夏に来たら最高過ぎて、みんな勘違いしちゃうじゃないですか? (笑)。本格的に住みだしたのは2008年からになります。

Kana 確かに夏の気候なら誰でも“住みたい”って思いますよね。冬の怖さを知らないですから(笑)。でも、やっぱりベルリンってアーティストにとってビビっとくる街なんですね。Takeshiさんは2008年にAbletonに入社されてますが、やはりビビッとくるものがあったんですか? 日本人唯一というのはかなり快挙なことですよね?

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宮沢香奈(Kana Miyazawa)

宮沢香奈(Kana Miyazawa)

フリーランスライター/コラムニスト

長野県生まれ。文化服装学院ファッションビジネス科卒業。 セレクトショップのプレス、ブランドディレクターを経たのち、フリーランスとしてPR事業をスタートさせる。ファッションと音楽の二本を柱に独自のスタイルで実績を積む。2012年頃からライターとして本格的に執筆活動を開始し、ヨーロッパのフェスやローカルカルチャーを取材するなど活動の幅を海外へと広げる。2014年に東京からベルリンへと活動拠点を移す。現在、Qetic,VOGUE,繊研,men's FUDGEなどで連載を持ち、多くのファッション誌やカルチャー誌に寄稿している。また、国内外のカルチャー情報&体験を提供するアクティビティーコマースBANANAにて、現地ガイドを担う。

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