昨年はコロナ禍の中、お家時間が増え、部屋にある漫画を読み返したり、気になってた漫画を一気読みする人も多かったのではないでしょうか? そんな2020年、アーティストたちはどんな漫画に熱中したのか、どんな感想をもったのか。

Qetic編集部では『THE BEST COMICS OF 2020』と題し、アーティストたちがハマった漫画を紹介する企画を実施。お家で過ごす時間のお供となる作品を見つけられるかも!

今回はユアネスのコンポーザー「古閑翔平」がペンネーム「神村翔」の名前で立ち上げた新たな音楽プロジェクトsouzoucityが『嘘喰い』/迫稔雄をピックアップ!

souzoucity – 『嘘喰い』

この作品は、パチンコ屋に入り浸っていたギャンブル狂の「梶隆臣」という青年と、パチスロの演出がわからずに戸惑っていた男・「斑目貘」が出会った事をきっかけに物語がスタートします。

貘が「大勝ちできた恩返しに」と梶の借金清算の手伝いをしたことで、貘の正体が「嘘喰い」の異名を取る伝説のギャンブラーであることと、要請に応じて立会人を派遣しあらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎」の存在を知ります。貘の目的はかつて失った大金と様々な力を取り戻し、賭郎の長・“お屋形様”の座を奪い取る大勝負「屋形越え」に再び挑むことだったという事を知り、多くの敵に命をかけたギャンブルを挑んでいく物語なのですが、続々と出てくる、登場人物のキャラクターが本当に一人一人たっていて、どの戦いも見どころあふれる作品だと思います。

智による戦いも良いのですが立会人と呼ばれる 「ゲームを取り締まる人間達」の力による戦いが本当に格好良いです。立会人にはそれぞれ番号が振られており強さや立場も変わってくるのですが、皆、統一して 人間離れした暴力を持っており、そのゲームが終了するまで外部からの邪魔もさせないように立ち回ります。物語が終盤に向かうにつれ、主人公達の「智」の勝負、立会人達の「力」の勝負が同時進行で進んだりするので、常にハラハラしてページをめくれました。

49巻と巻数も多めなので、この機会に是非読んでいただきたいです。

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THE BEST OF 2020

PROFILE

souzoucity

THE BEST COMICS OF 2020|souzoucity - 『嘘喰い』/迫稔雄 comics_210107_souzoucity-01
ユアネスのコンポーザー「古閑翔平」がペンネーム「神村翔」の名前で立ち上げた新たな音楽プロジェクト。

クリエイター「神村翔」が作詞・作曲を担当、様々なボーカリスト、プレイヤーを毎曲招き入れ、ジャンルという枠にとらわれない活動を展開、2020.7.8 1st Single「いつのまにか」、2020.11.27 2nd Single「愛語りな一手」をFRIENDSHIP よりデジタルリリース。日本だけでなく海外からのオーディエンスの反応もSNSを中心に話題で、Spotifyが選ぶ“Best New-Comers of 2020”に選出されるなど、ネットカルチャー発の次世代型アーティストの最注目アーティストのうちの一組となっている。

さらにユアネスとしても、スマートフォン向けRPG“Fate/Grand Order”の第2部後期主題歌で坂本真綾に楽曲提供(作曲・編曲・演奏)した「躍動」が使用されたオープニングムービーはYoutubeで1,100万回再生を突破、アニメ「イエスタデイをうたって」に書き下ろした主題歌「籠の中に鳥」はMVが270万再生を越えいまなおロングヒットとなっており、その活動に高い注目が集まっている。

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RELEASE INFORMATION

愛語りな一手

THE BEST COMICS OF 2020|souzoucity - 『嘘喰い』/迫稔雄 comics_210107_souzoucity-02
2020年11月27日
HIP LAND MUSIC

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