世界歴代興収第2位の座を獲得し、世界中で社会現象を巻き起こしているマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。「アベンジャーズ」シリーズの中でも最大のヒット作となった本作にも登場する人気キャラクタートム・ヒドルストン演じるロキを主人公にしたドラマが、今年11月に開始されるディズニーの映像配信サービス「Disney +」で放送されることが決定している。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』でロキの身に何が起きた?

ロキといえば『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、サノスに殺されてしまったことが明らかになっている。にもかかわらず、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、ロキを主人公にしたドラマが『アベンジャーズ/エンドゲーム』以後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において重要な役割を担うことを明言している。一体どういうことだろう? その疑問に対して、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督、ジョー&アンソニー・ルッソがインタビューで応えている。

ここから先はネタバレの可能性もあるので、注意して読んでいただきたい。

Marvel Studios’ Avengers: Infinity War Official Trailer

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、「アベンジャーズ」のメンバーがタイムマシーンを利用して、これまでのMCU作品で起きたさまざまな事件の時間軸へと飛んでいくのだが、映画『アベンジャーズ』の時間軸にアイアンマンことトニー・スタークと、アントマン、そしてキャプテン・アメリカがインフィティ・ストーンのひとつ「スペース・ストーン」を拝借しようと駆けつける。

当時とらわれの身となっていたロキだが、トニーたちのミスにより、ロキの手にスペース・ストーンが渡ってしまう。ここでトニーたちが現れなければ存在し得なかった時間軸が誕生してしまった、と監督は説明している。

また『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンでキャプテン・アメリカが石を正しい時間軸に戻しに行くことについても「すごく複雑だけど、キャプテン(・アメリカ)が時間軸を元に戻すには、ロキを見つけないといけない」と語っている。

ロキのドラマについて報道では、「トリックスターであり、容姿を自在に変化させる能力を持つロキが、人類史のあちこちに登場しては歴史上の出来事に思わぬ影響を与える」様子が描かれると伝えられており、今回の監督の説明で合点が行くファンの方も多いのではないだろうか。もしかすると、キャプテン・アメリカがドラマ中に登場することもあるかもしれない。となれば、ドラマも見逃せないところ。現時点では日本での「Disney +」のローンチは未定となっている。

INFORMATION

アベンジャーズ/エンドゲーム

大ヒット上映中!

監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
制作:ケヴィン・ファイギ
出演:ロバート・ダウニー Jr./クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/ポール・ラッド/ブリー・ラーソン

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