待望のマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』が2020年5月1日(金)に公開を迎える。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)“フェーズ4”の始まりを告げる本作には、今年世界歴代興収を塗り替えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』やそれに続く作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながるストーリーが隠されているようだ。

マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギ「ブラック・ウィドウの行動に新たな観点を見つけられるはず」

マーベル・スタジオ社長兼プロデューサーのケヴィン・ファイギインタビューで『ブラック・ウィドウ』の当初の構想について「(『ブラック・ウィドウ』の構想初期にあたる)4年前、同時に『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』の制作に取りかかっていたときに、私たちは『エンドゲーム』での彼女のストーリーに最も英雄らしい最期をもたらしたかったのですが、同時にこれまで私たちも見たことがなかった彼女の人生についてめぐるストーリーに仕上げたかったんです」と語っている。

続けて「これまで「アベンジャーズ」シリーズの中で、彼女のさまざまな冒険を見てきましたが、その作品の間に起きた私たちも見たことがなければ、聞いたこともない、まったく知らないいろんな出来事があることに気づいたんです。その考えがあったので、『ブラック・ウィドウ』の中では若かりし頃のブラック・ウィドウについてのストーリーではなく、スカーレット・ヨハンソンと一緒に作る映画にしたかったんです。なぜなら彼女こそがナターシャ・ロマノフだから」と、『ブラック・ウィドウ』ではあくまで「アベンジャーズ」シリーズまでの間に起きた出来事が描かれることを強調している。

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このストーリー展開によって、結果的に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ひいては『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのブラック・ウィドウへの見解が変わってくるとも説明している。「実際『ブラック・ウィドウ』を観れば、『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』で彼女が成し遂げた出来事に新たな観点を見つけることになるはずです」

今後のMCUの展開だけではなく、過去作にさえ新しいストーリーをもたらす『ブラック・ウィドウ』。シリーズを通して観てきた方には見逃してほしくない作品だ。劇場でその興奮を体感しよう!

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来年公開『ブラック・ウィドウ』を観れば『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのブラック・ウィドウへの見解が変わる?ケヴィン・ファイギが言及 film191212_blackwidow_main
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