累計発行部数360万部を超え、2010年に映画興行収入38.5億円を記録した超ヒット作『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を突破した『母性』(新潮文庫刊)が映画化となる。本作の主題歌としてJUJUの新曲“花”が決定した。
JUJU、戸田恵梨香、永野芽郁のコメントも到着
本作で鍵を握る、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。人気実力トップクラスの二人の女優が、繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開く。さらに、物語に登場するひと際キャラの濃い母娘たちを、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが演じる。監督は人間ドラマの名手・廣木隆一が務めている。
愛せない母と愛されたい娘、二人ぞれぞれの視点で語られる一つの事件、そこから明らかになる衝撃の真実とは? 公開に期待が高まる本作の主題歌は、日本を代表するトップシンガーJUJUが鮮やかに歌い上げる新曲“花”だ。
JUJUは「人の数だけものの見方があるだろうし、考えることも感じ方も違うだろうということは何となくわかっていた筈なのに、この映画を観ながらずっと私の中にあった感情は「どきりとする」でした。観終わってからもずっと続いている「どきり」と共に、これから先ずっと大切に「花」を歌っていきたいと思います。素晴らしい映画に携わることができ、本当に光栄です!!」と語る。
本作の製作陣は、JUJUへの起用オファーへの決め手について、「誰の人生にもままならないことが多かれ少なかれあると思う。それを受け入れ、人生を誰かの意志に委ねることなく、自分自身で心の居場所を見つけることが幸せになるきっかけであって欲しい。そういう願いを込めて、自然体で自分らしく生きることを体現されているJUJUさんにオファーしました。」と明かしている。
また、この主題歌「花」について、主演の戸田恵梨香は「清佳の応援ソングのようでルミ子の母の歌のようにも聴こえ慈愛と美しさを感じます。また、JUJUさんの強さと包み込むような歌声からこの曲を聴き終わってようやく『母性』という作品が完成するのだと実感しました。」、永野芽郁も「『母性』という作品の登場人物それぞれの気持ちを代弁し、背中を一押ししてくれる強さを感じました。本編を見終わった後に「花」という主題歌で全ての人の心が救われるはずです。劇場の、良い音響でJUJUさんの歌声に涙してください!笑」とコメントを寄せた。
映画『母性』は11月23日(水・祝)より全国ロードショー。湊かなえが特別な想いで書き上げ、戸田恵梨香と永野芽郁が見事に演じきる、“母性”を巡って証言と心情が交錯していく母と娘の衝撃的な物語を、JUJUの力強さと優しさが相まった唯一無二の歌声が支え彩る本作を、ぜひ劇場でご堪能いただきたい。
JUJU 『花』 -映画『母性』主題歌 Official Teaser
INFORMATION
母性
11月23日(水・祝)全国ロードショー
戸田恵梨香 永野芽郁
三浦誠己 中村ゆり 山下リオ
高畑淳子 大地真央
原作 : 湊かなえ『母性』(新潮文庫刊)
監督:廣木隆一
脚本:堀泉杏
音楽:コトリンゴ
製作:映画「母性」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©2022映画「母性」製作委員会
<STORY>
女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。事件は、なぜ起きたのか?
普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母と、愛されたい娘。
同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく…
母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」—2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。
母性に狂わされたのは母か?娘か?・・・この物語は、すべてを目撃する観客=【あなたの証言】で完成する。