『フォーチュン』誌によって、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。1973年ローマで彼の孫が誘拐され、当時史上最高額とも祝える身代金を要求されたものの、その支払いを拒否した世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコットの手によりついに映画化。

5月25日(金)日本公開『ゲティ家の身代金(原題:All the Money in the World)』。

今回、セクハラ問題からのケヴィン・スペイシー降板から再撮影に至るまでの騒動をまとめた特別映像が解禁されました。

前代未聞の再撮影の裏にあった“リドリーの決断”とは?

本作は、公開1か月前の再撮影というだけでなく、役者も変えて撮影するという前代未聞の撮り直しを行い無事成功し、当初の公開日に間に合わせることが出来たことから、映画業界に留まらずジェンダー問題など様々な話題を振りまき、世間の注目を集めています。

今回公開された映像では、リドリー・スコット監督の「理由は簡単だ。一人の行いが全員の仕事を台無しにする事などあってはならない」という力強い言葉からスタート。

急遽決定した再撮影に対して、ミシェルは、「再撮影に迷いはなかったわ。むしろ喜んで引き受けたわ。」「リドリーはリスクを恐れなかったわ。」と監督との絶対的な信頼関係が伺えるコメントを送っています。

またマークも、「誰もがベストを尽くそうと集まったよ。」と全員が一致団結して再撮影に望んだ旨を語りました。

そして急遽オファーがあったクリストファーは「リドリーから電話をもらって興奮したよ。彼と仕事をしたいと思っていた。」とその際の喜びを語り、「こんなにも手短にやるなんて、リドリーの勇気はすごい」と監督の大胆な決断とその実力を褒め称えてます。

そんなキャストのインタビューに本編映像を織り交ぜながら、公開までの怒涛の流れで展開されていく映像は、自然と本作への期待が高まること間違いなしです!! 

映画『ゲティ家の身代金』特別映像 “リドリーの決断”

『ゲティ家の身代金』

2018年5月25日(金)全国公開

原題:『All the Money in the World』
監督:リドリー・スコット
脚本:デビッド・スカルパ
上映時間:133分 2017年アメリカ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ティモシー・ハットン、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
原作:ジョン・ピアースン著『ゲティ家の身代金』(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)
配給:KADOKAWA
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《STORY》“世界中のすべての金を手にした”といわれる大富豪ゲティ。17歳の孫ポールが誘拐され1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、こともあろうことかその支払いを拒否。彼は大富豪であると同時に稀代の守銭奴だったのだ。離婚によりゲティ家を離れ一般家庭の人間となっていたポールの母ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず【世界一の大富豪】とも戦うことに。警察に狂言誘拐を疑われ、マスコミに追い回され、疲弊していくゲイル。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身に危険が迫っていた。それでもゲティは頑なに支払いを拒む。愛する息子を助け出すため、母は一か八かの賭けに出るのだった…。

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