現地時間9日(月)、アメリカ・カリフォルニアで<第77回ゴールデングローブ賞>のノミネーションが一挙に発表され、今年の映画・エンタメ業界の話題をさらった作品を中心にさまざまなノミネート作が出揃った。

注目の『ジョーカー』『ワンハリ』などが作品賞にノミネート!

アカデミー賞>の前哨戦とも言われている<ゴールデングローブ賞>では、映画だけでなく、ドラマやアニメーション作品など、さまざまなカテゴリに分けてノミネート作が発表され、また映画の中でも「ドラマ部門」、「コメディ・ミュージカル部門」の2つに分けて発表される。この度、映画ドラマ部門の作品賞にノミネートされた作品に、今年最も話題を集めたと言っても過言ではないDCコミックス原作の映画『ジョーカー』をはじめ、巨匠サム・メンデスが稀代の撮影監督ロジャー・ディーケンスとタッグを組んだ『1917 命をかけた伝令』も名を連ねており、さらには『マリッジ・ストーリー』、『アイリッシュマン』、『2人のローマ教皇』とNetflix作品が3作品も並んでいる。

映画『ジョーカー』本予告【HD】2019年10月4日(金)公開

『1917 命をかけた伝令』予告

『マリッジ・ストーリー』予告編 – Netflix

『アイリッシュマン』最終予告編

『2人のローマ教皇』予告編 – Netflix

一方で、映画コメディ・ミュージカル部門の作品賞には、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、「マイティ・ソー」シリーズの監督ジョジョ・ラビットが監督・出演している『ジョジョ・ラビット』、また「007ダニエル・クレイグと「アベンジャーズクリス・エヴァンスが出演していることでも話題の『ナイブス・アウト/名探偵と刃の館の秘密』、タロン・エガートン主演の『ロケットマン』、エディ・マーフィーが3年ぶりにカムバックを果たした『ルディ・レイ・ムーア』とこちらも話題作が目白押しとなっている。

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開

『ジョジョ・ラビット』特報

『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』2020.1.31(金)公開/日本版予告

『ロケットマン』本予告

『ルディ・レイ・ムーア』予告編 – Netflix [HD]

外国語作品賞には先日<カンヌ国際映画祭>でパルム・ドールを受賞したことでも話題になった韓国映画『パラサイト 半地下の家族』がアジアから唯一ノミネートされていることにも注目したい。また製作会社がさまざまある中、特に今年はNetflix作品から各部門へのノミネートが17作も占めていることから、アメリカでもサブスクリプション型の映像ストリーミングサービスが主流になっていることがわかるはずだ。

『パラサイト 半地下の家族』90秒予告

果たしてこの中からどの作品が受賞するのか? またここから<アカデミー賞>にノミネートされる作品は現れるのだろうか? 続報に期待しよう!

アカデミー賞前哨戦!ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が公開|『ジョーカー』、『ワンハリ』、『ロケットマン』、Netflix作品も! film191210_goldenglobe_main
Photo via @GoldenGlobes(Facebook)

the 77th Golden Globes Nominations