これまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハ原作、監督は日本映画界を代表する山田洋次が務める松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』。この度、主要な登場人物4名の心に焼き付くキャラクタービジュアルが解禁となった。

松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』のキャラクタービジュアルが解禁!

本作『キネマの神様』のダブル主演を務めるのは、故志村けんの遺志を継ぐ沢田研二と、実力、人気ともに若手ナンバーワンの菅田将暉。さらに日本を代表する名女優・宮本信子と若手人気女優・永野芽郁など、記念すべき作品にふさわしい豪華なスタッフ・キャストが集結している。

今年3月にクランクインし、3月下旬に主演に決定していた志村けんの逝去、現今の状況下による撮影中断、全国の映画館が休館とあらゆる困難を乗り越え、新たに沢田研二の出演を迎え撮影が再開されていた本作。新たに公開されたビジュアルには、沢田研二演じる主人公のゴウと菅田将暉演じる若き日のゴウ、宮本信子演じるゴウの妻・淑子、そして永野芽郁演じる若き日の淑子の姿が映し出されている。

志村けんの意志を継ぐ沢田研二が菅田将暉とともにダブル主演!松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』 のキャラクタービジュアルが新たに解禁 movie2020108_kinemanokamisama_1

沢田研二が演じる主人公のゴウは、無類のギャンブル好きで、家族にも見放されたダメ親父。日々ギャンブルに明け暮れるゴウだが、実は一つだけ賭け事以外の趣味がある。それは「映画」だった。大好きな映画を語る時、ゴウは活き活きとし、そのまなざしは愛に満ち溢れる。ビジュアルの中のゴウも穏やかで、かつて自分が辿った銀幕の旅路に思いを馳せているようにも見える。対して若き日のゴウの眼差しは力強く、カチンコを片手に映画制作に全身全霊を傾けるその力強い視線からは、微塵の曇りも感じないほど。

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また、ゴウの人生を語る上で、欠かすことのできないのが、ゴウの妻・淑子だ。家庭を顧みない夫に業を煮やしながらも、なんだかんだとゴウを支えてきた淑子。ビジュアルからもひしひしと伝わる愛情あふれる笑顔が、彼女の懐の深さを物語っている。そして若き日のゴウが密かに想いを寄せていた若き淑子の姿も。ゴウが通う食堂で働いていた彼女の存在は、撮影所仲間のテラシンと共に映画漬けの生活を送っていたゴウに、ほんのりと淡い恋の風を届けてくれる。

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志村けんの意志を継ぐ沢田研二が菅田将暉とともにダブル主演!松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』 のキャラクタービジュアルが新たに解禁 movie2020108_kinemanokamisama_3

さらに注目なのは、それぞれのビジュアルに映り込む鮮やかな感光と背景。登場人物たちの記憶の断片をフィルムに映し出しているかのように見えるその淡い光が差し込むことで、本作の公開に込められた作り手たちの温かな想いが虹の架け橋によって繋がり、一つの物語として更なる輝きを放っている。一枚の静止画にも関わらず、彼らの人生が想像できるビジュアルとなっている。

映画を愛し続けた男を通して描かれる、時代を越えた愛と友情、そして家族のありよう。日本映画界を代表する山田洋次監督と豪華な俳優陣が紡ぐ、松竹100周年記念作品にふさわしい至極の物語。公開までの情報を引き続きお見逃しなく!

INFORMATION

キネマの神様

2021年 全国ロードショー
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:原田マハ『キネマの神様』(文春文庫刊)
出演:沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 宮本信子
配給:松竹
(C)2021「キネマの神様」製作委員会

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