SF超大作シリーズ「マトリックス」の最新作となる『マトリックス4』(仮題)の撮影がついにスタートした今年。監督のラナ・ウォシャウスキーのもとに、シリーズの主役であるキアヌ・リーブスをはじめ、トリニティ役のキャリー・アン・モスなど、おなじみの俳優陣が集い、撮影もスタートしている中、キアヌ・リーブスがなぜ本シリーズに戻ってくる決意をしたのか、その理由が明らかになった

キアヌ・リーブス「脚本が素晴らしすぎたんだ」

インタビューに応えたキアヌはついに撮影が始動した『マトリックス4』について語り、ウォシャウスキー監督の脚本を「素晴らしすぎた」と絶賛している。「ラナ・ウォシャウスキーは美しい脚本と素晴らしいストーリーで僕を惹きつけてくれた。それが(復帰することを選んだ)たったひとつの理由だよ」と、自身がネオ役を再度引き受けた理由を語っている。

また続けて「彼女と一緒に働くのは本当に最高なんだ。とても特別なものだし、僕が思う限り、彼女のストーリーは何か意味ありげでもある。何かの糧になるようなね」とウォシャウスキー監督との映画製作の魅力についても熱心に力説している。

キアヌの恋人役を演じるキャリー・アン・モスも脚本に感銘を受け、役を引き受けるに至ったのだとか。「あんな形で私に渡されたとき、信じられないほどの奥深さ、そして想像できる限りの清廉さと芸術性に、思わず“これはお恵みだ”と思った。本当に興奮した」と脚本を受け取ったときのことを振り返っている。

百戦錬磨の俳優陣をここまでうならせる作品となると、世界中のファンが期待してしまうはずだ。現在新型コロナウイルス感染症の拡大により、撮影は中断しているが、全米公開は2021年5月21日を予定している。日本での公開も待ち遠しい!

映画『マトリックス』製作20周年特別予告 2019年9月6日(金)期間限定上映

キアヌ・リーブスが『マトリックス4』への出演を快諾した理由とは?「素晴らしすぎたんだ」 film200609_matrix_main
Photo via @TheMatrixMovie (Facebook)