英国ユース・カルチャーを描いた新たな傑作『ノーザン・ソウル』は、2019年2月9日(土)より新宿シネマカリテ、神戸・ 元町映画館ほかにて公開決定。本日、待望の予告編が解禁された。家でも学校でも居場所が無い若者が、“Northern Soul”に出会い、仲間を手にいれ、自分たちだけのクラブを作り、誰も知らないレコードを手に入れる為にアメリカに行くことを夢見る姿を、予告編珠玉のソウル・ミュージックにのせてまとめた、踊らずにはいられない待望の予告編が解禁された。

1960年代にイングランド北部のワーキング・クラスの若者から生まれ、後のレイヴ・カルチャーなどに影響を与えた音楽ムーヴメント“NORTHERN SOUL”。その最盛期である70年代を舞台に、“NORTHERN SOUL”に魅了された青年たちの成長を描く青春物語。ユース・カルチャーの描写に定評がある人気ファッション・フォトグラファー、エレイン・コンスタンティンが70年代に彼女自身も熱烈な“NORTHERN SOUL”フォロワーとして体験した当時の熱狂を、あまりにもリアルに初監督作品でスクリーンに蘇らせた。

STORY

60年代の英国ユース・カルチャーを描いた青春映画『ノーザン・ソウル』の予告編がついに解禁 film181214-northensoul-021-1200x800

青年は“ノーザン・ソウル”に出会い、初めて仲間と夢を手に入れた。出口の無い経済の低迷が続く1974年、イングランド北部の町バーンズワース。高校生のジョン(エリオット・ジェームズ・ラングリッジ)は、学校にも家庭にも居場所がなく、退屈な毎日にうんざりしていた。唯一の慰めは、気の合う祖父と過ごす時間と可愛い黒人の看護師を毎朝バスで見かける事だけ。ある日、両親に勧められ気乗りしないまま行ったユースクラブで、ソウル・ミュージックに合わせて激しく踊る青年マット(ジョシュ・ホワイトハウス)に出会う。

初めて聴く音楽と軽快なダンス。ジョンにとって新たな世界が扉を開けた瞬間だった。マットが傾倒する“ノーザン・ソウル”に、ジョンも次第にのめり込んでいく。高校をドロップアウトし、家も出たジョンは、マットとコンビを組みノーザン・ソウルDJとしての活動を始める。やがてナンバーワンDJになるため、新たなレコードを探しにマットと共にアメリカへ行くことを夢見るようになるのだが…。

NORTHERN SOULとは?

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ロンドンを中心に盛り上がりをみせていたモッズ・ムーブメントが終焉に向かいつつあった1966年頃からマンチェスター等のイングランド北部周辺のクラブで好まれていたソウル。あまり知られていないレアなソウルの曲をかけてクラブで踊っていたモッズのスタイルが、そのまま北部に受け継がれたとも言われている。 “NORTHERN SOUL“はイングランド北部のクラブDJの個人的なセンスであり、音楽としてのジャンルとしての定義はない。レアな7インチシングルでクラブで激しく踊れる楽曲であることが重要。“NORTHERN SOUL“のDJ達は誰も知らないシングルを探し出し、客を唸らせ、踊らせることだけに情熱を注いだ。ウケの良いシングルはDJにとってはアイデンティティであり。誰にも真似されない様に、誰のなんという曲なのかを隠していた。それらの楽曲の事を観客たちは“COVER UP(隠蔽)”と呼んでいた。またダンスにもまるでブルース・リーのキックの様なアクロバティックな動きを取り入れているという特徴がある。

劇中には珠玉のソウルナンバーが目白押し!

NORTHERN SOUL Soundtrack
1. Right Track – Billy Butler
2. Back Street – Edwin Starr
3. Soul Time – Shirley Ellis
4. I Gotta Find Me Somebody – The Velvets
5. If This Is Love – The Precisions
6. Seven Day Lover – James Fountain
7. You Don’t Mean It – Towanda Barnes
8. The Night – Frankie Valli
9. I’m Com’un Home In The Morn’un – Lou Pride
10. (Just Say) You’re Wanted And Needed – Gwen Owens 11. They’ll Never Know Why – Freddy Chavez
12. Tear Stained Face – Don Varner
13. Crying Over You – Duke Browner
14. Exus Trek – Luther Ingram 『ノーザン・ソウル』
15. Too Late – Larry Williams & Johnny Watson 16. Your Autumn Of Tomorrow – The Crow
17. I’m Gone – Eddie Parker
18. I Really Love You – The Tomangoes
19. This Love Starved Heart Of Mine (It’s Killing Me) – Marvin Gaye
20. Stick By Me Baby – The Salvadores
21. Time – Edwin Starr
22. Come On Train – Don Thomas
23. Lonely For You Baby – Sam Dees
24. Gone With The Wind Is My Love – Rita & The Tiaras 25. Suspicion – The Originals
26. Turning My Heartbeat Up – The MVP’s
27. Time Will Pass You By – Tobi Legend

『ノーザン・ソウル』

2019年2月9日より東京・新宿シネマカリテ、兵庫・神戸の元町映画館ほかで公開

制作総指揮:デビー・グレイ
撮影:サイモン・ティンダール
編集:スティーブン・ハーレン
美術:ロビン・ブラウン
監督・脚本:エレイン・コンスタンティン
出演:エリオット・ジェームズ・ラングリッジ、ジョシュ・ホワイトハウス(『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリス ト~』)、スティーブ・クーガン(『24アワー・パーティ・ピープル』) 他
Film © 2014 Stubborn Heart Films ( Heart Of Soul Productions) Limited All Rights Reserved.

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