シャザム!』それは、最強でサイコーな魔法の言葉! これを唱えれば、筋肉ムッキムキ、稲妻バッキバキのスーパーヒーローに変身できるのだ! GW最大の爆笑作になること請け合いの『シャザム!』は、4月19日(金)に全国公開となる。

日本語吹替版声優に、菅田将暉と佐藤二朗!?

そんな期待の『シャザム!』の日本語吹替版に、独自のコメディセンスでドラマ、映画、CM、舞台と大活躍を見せている福田雄一監督が日本語吹替監修・演出の両方を担当することが決定! その両方を日本の映画監督が担当するのは映画史上初の試みで、福田監督自身が大のアメコミ好きであることから実現した。そんな福田監督の吹替版声優発表をかねて、『シャザム!』“爆笑”緊急会見風!?イベントが開催され、壇上には福田監督、そして吹替版声優も担当した佐藤二朗の2人が登場した。

佐藤二朗はキメキメのタキシード姿に身を包み、舞台に登壇。佐藤が主役かと思いきや、シャザム役を演じるのは菅田将暉だと発表! 突如スクリーンには、主演のシャザムの声を担当する俳優の菅田将暉さんのコメント映像が放映された。

菅田将暉が主役・シャザムの吹替に!DCコミック映画『シャザム』が最高に笑えると話題|佐藤二朗がちょい役で登場 film190327_shazam_main-1200x800

菅田は「オファーが来たときは本当にびっくりしました。福田さんからのオファーという事もあったので、僕としては深夜ドラマとかの(枠)、しかもこのスパン(の短さ)。(オファーを)言われてからの撮影と公開までの短さを考えると、深夜の深い時間の連ドラとかの1シーン・一言の1日で撮影も終わるような『また低予算系かな』なんて思っていたら、『なんかえらいドでかい仕事来たな!』という事ですごいびっくりしました」と、オファーを受けたときの心境を明かす。

福田監督は今回の抜擢に際して、「ワーナーさんのアメコミスーパーヒーローは、中二病の僕にたまらなく惹かれる誘いだったので、「やらない手はないな」とほぼ2つ返事で「絶対やります!」と返事をさせていただきました」とアメコミファンだったからこそ、本作の吹替監修・演出を快諾したそう。

続けて「観る前になんとなくその内容を聞いていたんです。脚色と演出を引き受けてから観たので、つまらなかったらどうしようと思ってドキドキしていたんですが、本当に面白かったので良かった! 爆笑もあるし、家族愛、そして友情も描かれていて本当に面白かった!」と安堵したことを明かし、映画鑑賞後に日本語吹替版のキャストを考え始めたことを教えてくれた。

メインキャストを誰にするか悩みつつも「割と直感で決めた」という福田監督。MCの呼びかけで佐藤二朗がタキシードに身を包み、フォーマルな恰好で登場し、重要な役で登場すると思いきや、監督から「メインキャストではない」とばっさり。佐藤も「正直、なんで呼ばれたか分からない(笑)。あなた(福田監督)とセットで呼ばれるんだよね」と監督を見てにやり。

福田監督と佐藤はお馴染みの冗談を飛ばしながらも、「めっちゃチョイ役なんですけど、絶対に二朗さんにやってほしい役なんですよ。見た瞬間にそう思った」と、福田監督が佐藤の役がぴったりであることも明かし、佐藤も「僕にお願いしたい理由がわかる」と相思相愛の様子だ。

また、「仮面ライダーW」に続き、本作で2度目のヒーローを演じた菅田は「自分がヒーローの声を出来るんだ、というのはすごい高揚しました。こんなオファーがあるんだな、というのが最初の素直な意見でした。実際にアフレコの収録をなんとか終えまして、本当に贅沢でしたね。楽しかったです。やっぱり、ヒーローは気持ちいいですね。映像の規模感もなんですけど、手からビーム出たりして。内容的にもすごく少年の日常感がある中でのヒーローだから、現実味もあって、ワクワクしながらずっとやっていました。そして福田さんの趣味がバリバリに出てる声優陣が本当に豪華で非常に楽しい収録でした」と、ヒーローを演じる喜びと、収録を振り返った。

福田監督は「大人だけど中身は子ども、落ち着きがなく、かわいげもあって最終的にはかっこいいヒーロー。菅田くんと付き合ってきたなかで、シャザムと菅田くんのイメージがあまりにも近いんですよ。普段の菅田くん、こんな感じっていう」と起用の理由を明かし、「僕の思っていた通り。アフレコを始めてからも『完全に菅田くんだった』というくらい、本当に素に近い感じでやってもらったらガチハマりだった」と、作品の出来栄えに笑みを見せた。

吹替版も含め、ますます公開が楽しみになった映画『シャザム!』。公開まであと少し! 期待しながら待とう!

INFORMATION

シャザム!

4月19日(金)全国公開

監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
製作:ピーター・サフラン
出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、マーク・ストロング、ジャック・ディラン・グレイザー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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