マーベル・スタジオで製作されていた超人気コミック実写映画作品「スパイダーマン」シリーズがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)から離脱するのではないか、という噂が話題になっていたが、本日13時ごろスパイダーマンの版権を所有するソニー・ピクチャーズがTwitterを更新。正式にMCUからの離脱を発表した。

原因はマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギにあり?

今回の発表で明らかになったのは、スパイダーマン離脱がマーベル・スタジオ社長兼プロデューサーであるケヴィン・ファイギの多忙さのために避けられなかったという点だ。多忙の理由として、マーベル・スタジオの親会社であるディズニーが今年買収した20世紀フォックスで製作されていたマーベル・コミック映画のフランチャイズや、今年11月12日にローンチされるディズニーの映像ストリーミングサービス「ディズニー+」で配信される予定のマーベル作品などのプロデュースに追われていることが挙げられている。

ソニー・ピクチャーズはTwitterで「本日のスパイダーマンについてのニュースは、ケヴィン・ファイギがフランチャイズ(の製作)に参加していることについての最近の協議で生じました。残念ではありますが、スパイダーマンの次回の実写映画に彼が総合プロデューサーとして続投させることができないというディズニー側の決定を尊重します」と声明を公表している。

きっとスパイダーマンがアベンジャーズの面々とともに闘う姿を楽しんで鑑賞していた方も多いはず。残念ではあるが、また彼がアベンジャーズの仲間入りを果たす日が来ることを願って、これからのマーベル・スタジオ作品、そしてスパイダーマン映画作品に期待するばかりだ。

SPIDER-MAN: FAR FROM HOME – Official Trailer

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