土星出身の宇宙音楽王、サン・ラー(Sun Ra)が脚本/音楽/主演を務めた映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』が、2021年1月29日(金)に劇場公開を迎える。この度、サン・ラーが乗っていた宇宙船の姿をとらえた写真が公開となった。

Sun Raが贈る映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開!

本作は、1960年代後半から70年代初頭にかけて、カリフォルニア大学バークレー校で「宇宙の黒人」という講義を行っていた土星人サン・ラーの存在が、<DILEXI>のプロデューサー、ジム・ニューマンの目に留まり実現したSF映画だ。サン・ラーの音楽を“地球を超えた新しい未来へ人々を導く原動力”とし、宇宙探査とその音楽を通して黒人文化の救済が描かれている。

土星人Sun Raが乗っていた宇宙船の姿が明らかに!映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開 film201112_sunra_6-1920x1429

今回公開されたのは、サン・ラーの乗る宇宙船が大宇宙航行の末、地球に帰還すべく大気圏内に突入し、空から降りてくる様子をとらえた連続写真だ。写真からはどの程度の大きさなのかは判別できないが、明らかに地球上には存在しない形状と色味の物体であることが確認できる。

通常このような飛行体は「U.F.O.=未確認飛行物体」として扱われるが、これはサン・ラーが乗っていたことがすでに判明しており、その旨の連絡が地球に打診されていたため、堂々とその姿がさらされている。

土星人Sun Raが乗っていた宇宙船の姿が明らかに!映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開 film201112_sunra_2-1920x4256

土星人Sun Raが乗っていた宇宙船の姿が明らかに!映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開 film201112_sunra_1-1920x4256

また、悠々と航行する宇宙船を別の角度からとらえた写真では、2つの目玉のような部位からレーザー光線のようなものが放出されている。写真であるため動きや音などは確認できないが、空中に浮かぶ様子からは、地球の重力の影響を受けていないことが伺える。なおサン・ラーの宇宙船は、音楽の“ソウル・パワー”を推進力としているといわれている。

土星人Sun Raが乗っていた宇宙船の姿が明らかに!映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開 film201112_sunra_9-1920x1440

土星人Sun Raが乗っていた宇宙船の姿が明らかに!映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開 film201112_sunra_12-1920x1440

1970年代に制作され、半世紀を経て日本初公開となる本作『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』。2021年1月29日よりアップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテにて順次公開されるので、是非お楽しみに!

INFORMATION

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス

土星人Sun Raが乗っていた宇宙船の姿が明らかに!映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の特別写真が公開 film201112_sunra_5-1920x2714

2021年1月29日(金)より、アップリンク吉祥寺・新宿シネマカリテほか順次公開
監督:ジョン・コニー
脚本:ジョシュア・スミス、サン・ラー
製作:ジム・ニューマン
撮影:セス・ヒル、パット・ライリー
音楽:サン・ラー
音:ロバート・グレイヴノア、デヴィッド・マクミラン、アーサー・ロチェスター、ケン・ヘラー
編集:バーバラ・ポク ラス、フランク・ナメイ
出演:サン・ラー、レイ・ジョンソン、クリストファー・ブルックス、バーバラ・デロニー、エリカ・レダー、ジョン・ベイリー、クラレンス・ブリュワー
1974年|アメリカ映画|81分|スタンダードサイズ|モノラル|北アメリカ恒星系プロダクション作品|原題:SPACE IS THE PLACE(宇宙こそ我が故郷)
キングレコード提供 ビーズインターナショナル配給
© A North American Star System Production / Rapid Eye Movies

詳細はこちら