映画界の生ける伝説クリント・イーストウッド監督が、10年ぶりの主演兼監督として、88歳にして誰よりも自由で成り行き任せな男を演じる最新作『運び屋』。アントマンの相棒役でおなじみ、マイケル・ペーニャが今度はブラッドリー・クーパーの相棒として、90歳の麻薬の運び屋(クリント・イーストウッド)を追う!
前代未聞の実話!“運び屋”の正体は…なんと! 90歳のジジィだった!
アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は家族とも疎遠で、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられるが、それが実は巨大麻薬組織の「運び屋」だった…。
『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞®に輝き、近年は『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とリアルヒーローを描いてきた映画界の生ける伝説クリント・イーストウッド監督が、10年ぶりの主演として、88歳にして誰よりも自由で成り行き任せな男を演じる。
アールを追いつめる麻薬取締局の捜査官に『アメリカン・スナイパー』ブラッドリー・クーパー。さらにローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィーストらアカデミー賞®の常連俳優共演で贈る、前代未聞の実話。全米では12月14日に公開され、現在も大ヒットを続けている。
本日1月13日は、本作に出演する個性派名俳優マイケル・ペーニャの43歳の誕生日! 『ミリオンダラー・ベイビー』に続いて2作目のイーストウッド作品出演となるペーニャの本作での役どころとは?
43歳の誕生日を迎えたマイケル・ペーニャは、シリアスなドラマからおバカなコメディまで、幅広い役柄をこなし、出演作が数作品アカデミー賞にもノミネートされている個性派名俳優だ。14人のアンサンブル・キャストの共演でアカデミー賞®《最優秀作品賞》に輝いた『クラッシュ』(04)で、スキンヘッドのイカツイ容姿ながら気立ての良い、鍵師のダニエルを演じて注目された。同年に公開されたクリント・イーストウッド監督の傑作『ミリオンダラー・ベイビー』にも出演。2013年には、デイビッド・O・ラッセル監督のゴールデングローブ賞受賞作『アメリカン・ハッスル』でブラッドリー・クーパーと共演、共にSAG賞と放送映画批評家協会賞のアンサンブル演技賞を受賞している。その後も、ブラッド・ピット主演の『フューリー』、リドリー・スコット監督の大ヒット作『オデッセイ』に出演、マーベルの『アントマン』シリーズでは主人公スコットの相棒役を演じるなど、超多忙を極める名脇役として大活躍を続けている。
マイケル・ペーニャの最新作は、クリント・イーストウッド監督&主演の『運び屋』だ。『ミリオンダラー・ベイビー』以来となるイーストウッド作への出演を熱望したペーニャが演じるのは、僅か数か月で200キロを超える麻薬を運ぶ腕利きの男、アメリカを驚愕させた“伝説の運び屋”を必死に追うDEA (麻薬取締局)のトレビノ捜査官だ。ブラッドリー・クーパーが演じるコリン・ベイツ捜査官、その上司となるローレンス・フィッシュバーンらと共に、謎に包まれた運び屋を追う役柄だ。ペーニャは、「僕はローレンス・フィッシュバーンが演じるSAC (主任特別捜査官)の部下の捜査官。SACはすべてを仕切っている。そしてベイツ捜査官と一緒に、カルテルが“タタ”と呼ぶ運び屋を捕まえようとする。僕らは、この男を見つけるために、あらゆる情報、あらゆるデータを集めるんだが、その運び屋が何者だか、見当もつかないんだ」と語る。デトロイト周辺で大量の麻薬を運ぶ男がいる。だが、捜査網を安々とくぐり抜けるこの凄腕の運び屋は謎に包まれている。それもそのはず、麻薬捜査局が全精力を空けで必死に追跡した“運び屋”とは、まったくノーマークの90歳のジジィだったのだ!
まさか老人が…とは思ってもみない捜査班は、司法取引でおとり捜査を取り込み、あの手この手で運び屋を追うのだが、その痕跡はなかなか見つからない。前代未聞の実話を基に、クリント・イーストウッドが勝手気ままに生きたジジィを痛快に演じ、マイケル・ペーニャがブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーンらと共に必死で捜査を続ける麻薬取締局捜査官として奮闘する『運び屋』、果たしてその行方は如何に!
『運び屋』は、3月8日(金)より日本公開となる。
『運び屋』
2019年3月8日(金)全国ロードショー
【監督/出演】クリント・イーストウッド(『許されざる者』(92) 『ミリオンダラーベイビー』(04) 2作品でアカデミー賞®監督、作品賞受賞)
【脚本】ニック・シェンク(『グラン・トリノ』)
【出演】ブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』アカデミー賞® 主演男優賞ノミネート)
ローレンス・フィッシュバーン(『TINA/ティナ』アカデミー賞® 主演男優賞ノミネート)
アンディ・ガルシア(『ゴッドファーザーPARTⅢ』アカデミー賞® 主演男優賞ノミネート)
マイケル・ペーニャ(『オデッセイ』)、ダイアン・ウィ―スト(『ハンナとその姉妹』『ブロードウェイと銃弾』(アカデミー賞® 助演女優賞受賞)
アリソン・イーストウッド(『タイトロープ』『真夜中のサバナ』『目撃』)、タイッサ・ファーミガ(『死霊館のシスター』)