ドガー・ライト監督とサイモン・ペッグ&ニック・フロストコンビによる『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ』に続くスリー・フレーバー・コルネット3部作の最後の1本、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(以下、ワールズ・エンド)』が遂に4月12日(土)より公開されます!!

観たら確実にビールが飲みたくなる本作は“パブクロール”が話の軸! パブクロールとは、イギリスの「パブ」と呼ばれる飲み屋を巡る、ハシゴ酒のこと。クロール(crawl:泳ぐ)の由来は、巡っていくうちに酔っぱらって、まるで泳ぐように地上を這って進むから。

本作の主人公は大人になりきれていない大人、ゲイリー(サイモン・ペッグ)。彼の人生において絶頂期だった20年前、一晩で12軒のパブをめぐる「ゴールデン・マイル」に失敗したことが未だ忘れられないでいます。そこで、当時の仲間アンディ(ニック・フロスト)ら4人を集めて故郷に舞い戻り、再挑戦。やがて5人は、町の人々の様子がおかしいことに気づくが、戸惑いながらもひたすら12軒目のパブ「ワールズ・エンド」を目指して飲み続けていく・・・というお話。

【挑戦】究極の酒飲み映画『ワールズ・エンド』公開に先駆けパブクロールやってみた film140314_worldsend_pubcrawl_film

1作目のゾンビ、2作目の村人達に続いて彼らが今回戦うのは宇宙人。前2作よりもアクションシーンはパワーアップしていることも要注目ですが、やはりアルコール好きにとっての見どころは、これでもか! と出てくるビール、ビール、ビール。12軒目のビールの輝きは映画史に残る“名ビールシーン”だと言っても過言ではないでしょう。

そんな本作の公開を記念して、渋谷で「パブクロール企画」が始まりました!(ヨッ待ってました!)作品が公開される渋谷シネクイントを出発点として、渋谷にある12軒のパブを巡り、それぞれの店舗でスタンプを収集。見事12軒のスタンプを手に入れた人は映画鑑賞券がプレゼントされる連動企画になっています。ということで早速、お酒大好きQetic編集部も何店舗巡れるのか試してきました!

1軒目 HUB渋谷店/時刻:18時45分
頼んだもの:キリン一番絞り

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まずは渋谷シネクイントから徒歩1分の渋谷HUB。平日でも夜は賑わっている印象ですが、この時間帯なのでまだ人の入りはまばら。まずは慣れ親しんだキリン一番搾りで、スタートを切りました。1パイントはなかなか量がありますが、1杯目は余裕のよっちゃんです。

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2軒目 ジ・オールゲイト/時刻:19時半
頼んだもの:ハリーポッター

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少し変わったビールの種類が多かった本店。今回は「ハリーポッター」という黒ビールを頼んでみました。ギネスよりもアッサリとした苦みで見た目とは裏腹にゴクゴク飲める! ここで「飲みやす〜」とハイペースで飲んだことから一気に酔っぱらってきました。

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気分は『ワールズ・エンド』の登場人物!

ということで、普段はシャイだけどイケメソ&ペッピン店員さんに話しかけてみることに! お2人にパブクロールの経験について聞いたら・・

カオリさん(21歳/アメリカ出身)「1回だけ経験あるわ」
サムさん(22歳/イギリス出身)「もう覚えてないぐらいやっているよ(笑)」

とのこと。やはりイギリスでは皆パブクロールしまくっているんですね。ん〜なんて良い文化なんだ!

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サムさん/カオリさん

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